ファームさきくませ -くりやまさん家のコシヒカリ-

千葉県四街道市でコシヒカリを作っている水稲専業農家です。 日々のことを書いていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

爺さんの話

2019 肥料の変更を検討中

こんにちは。
関東地方は久しぶりに梅雨っぽい日が続いています。
水が足りない圃場だったり、植え付けが遅れた圃場では雑草が元気になっています。
なので、除草剤を利用したいところですが、この雨でなかなか撒けていません。

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昨年よりはいいのですが結構雑草が多いです。

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で、今年はワイドアタックSCを利用。
クリンチャーバスMEより若干ですが安くなるのと、ゴミが少なくなるので変更しました。

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なお、散布時はこんな格好をしています。
みなさんも薬剤散布時には十分注意をしてくださいね。

さて、それはともかく現在、肥料について見直しを検討しています。

ちょっと前に少しばかり話題になっていたのですが、ボクも利用している被膜肥料、いわゆる一発肥料のコーティング剤にポリエチレンなどが使われているという話。

まぁ、意識高い系というわけでは無いのですが、自然と向き合う仕事をしていますので、環境負荷がなるべく低いものを使いたいと考えています。
ちょうど肥料の変更を検討していたところでしたので、こういうニュースが後押ししてくれています。
元ネタは環境団体のページだったので、少なからずバイアスがかかっていると思いますのでリンクはしません。
しかし、ちょっと調べても、昨秋にも農林水産省にて、マイクロプラスチックの問題で被膜肥料の問題が提起されていました。

ただ、これだけではただの格好つけになっちゃいますので本音で少し。

変更の大きな理由はコストです

被膜資材は肥料の効果が分散するため、追加の肥料散布作業がなくなるため作業行程が一つ減ります

しかし、最近の高温化のために、狙った効果を我が地域では発揮できなくなっています。
行政主催の勉強会でも、

 高温のため流亡が発生している可能性が高い。
 追加での肥料散布は必要である。

という話しが出ています。
であれば、高額の被膜肥料を購入する意味がありません。
それでも緩行肥料と考えれば意味があるのかもしれませんが、悩んでいたところです。

ちょうど機械の更新タイミングでもあったので検討していました。


そして、有機資材の活用の検討もありました。

稲作の上手い方の作業を眺めていると、秋に有機資材を入れているケースがみられます。

地域によっては馬糞を利用しているところなどもありますが、有機資材を利用することにより濃度は低いかもしれませんが、常に肥料が供給できる体制ができあがっていると思われます。
いわば地力がある圃場の実現というのですかね。

その為には、作土層(耕して柔らかくした根の張りやすい部分)を深くして、地力を総動員して稲作をするってイメージですかね。

世話になっている爺さんにその話をしたら

 当たり前だ。
 今の若い奴は、機械を落としたくないからって浅く浅く耕耘する。
 けど、それじゃダメなんだよ。

なんて話しをしてくれました。
有機資材の投下に、作土層を深くすることは、いわば先祖返りのようなことなのかもしれません。

しかし、現在の稲作を取り巻く環境では、そのような話しを耳にする機会が増えています。

 機械が行うには困難なことを昔の人はしていたんだな。
 どれだけ大変だったのだろう。

そう頭が下がる思いです。
そういう中で、環境への配慮を一切顧みないのはなかなか格好悪いのかなとも思った次第です。
まぁ、こじつけですけれどw

もちろん、必要な薬や化成肥料、そういったものはやっぱり使います。
ゼロかイチかではなくってバランスなのかなという感じですかね。

というわけでがんばりまっす!!

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訃報

先日、お世話になっている爺さんが亡くなったと連絡をいただきました。

もう80を超えて、それでもなお田圃に足を運んでいた爺さんで、まだまだ元気で

 まだまだ、死にそうになさそうだな

と思っていたのですが、突然倒れたそうです。
周りの人も

 まさか

という思いが去来していたことと思います。
この爺さんと話しをしていると、の横行という仕事を通じてになるけれど、歴史の移りゆく様を知ることが出来てとても楽しかった。

そして、人ってやっぱり死ぬっていう当たり前のことを知らせてくれました。

しかも、それって突然だということを。

ありがとうございました。
がんばります!


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なんとかなる

こんばんは。
カラ梅雨とささやかれていた今年ですが、中干し直前の今日からはどうやら本格的な梅雨のようです。
植え遅れが目立った自分としてはうれしい部分もあるのですが、雑草の勢いがよくなるのは頭が痛いですね。

さて、先日の話。
ちょっと訳あって、大きな会社の重役をやっていた方とお話をする機会がありました。
その際に、

 調子はどうだい?

と聞かれ、格好をつけても仕方がないので正直に

 今年も大失敗です

と答えました。
すると笑って、

 そうか俺も失敗ばっかりだったぞ

 でも、そんなときでも なんとかなる って思わなくちゃ

と話されました。

 挑戦をするということには、どうしても失敗がついてまわる。
 それを避けようとしては、結局は何も出来ない。
 怖くなって足を止めていては先に進まない。
 失敗しても、なんとかなる、そう思って進むしかない。

そう話をしてくれました。
ありがたいなと、ちょっぴり涙が出てきたのはナイショ。

まぁ、確かにこんなに大失敗をすることも普通はないだろうから、いい経験が出来たと思うしかないよね。
人事を尽くして天命を待てば、なんとかなる・・・かな?

でも、ここを乗り越えられれば、ようやく目指していた局面に手が届きます。
限界の向こうは無限大!

苦しいけれど、がんばっていきます!!

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手間のかけ方、間違っていました。

苗失敗しましたが、前回蒔いた苗はけっこういい出来。
明日からの夏日で一気に伸びてくれることを祈っています。

というわけで、4月中にもう一度種まきが出来そう・・・てか、この時期に種蒔いているってorz

そんな中、プロ農家のじいさんに苗のことを質問したところ、こんな言葉をかけられました。

苗つくるのに、手間かけてるか?
失敗したくないからって、大事にすることは手間かけているっていわないんだぞ。
苗は強い。
だからぎりぎりまでいじめる。
そうすると強いイイ苗が出来る。
よく見て、手をかけちゃいけないときは我慢する。
必要なときに手をかける。
そういうことが手間をかけるってこと。
間違うなよ。

反省しています。
そして、方向性もはっきりしました。
ありがとうございます。



 

助けて下さい

今日は約5000㎡の刈り取りが出来ました。
脚元がかなり悪かったのですが、それでもコンバインを落とすことも、2番がつまることもなく進みました。

padi


この圃場は外周は問題なくまわれたのですが、真ん中に行くにしたがって下が緩くなっていきました。
怖かった~(>_<。)

というわけで、残り2ヘクタールを切りゴールが見えてきました。

が、今年は昨年の倍になり、もう

 一人ではムリ

だなと思っていました。
仕事に追われるだけで、こうしたい、ああしたい、ということが全く出来ませんでした。

 来年はどうしよう

そう思っている中、近所の爺さんから

 おまえ条件の良い田圃だけにしちまえ。
 条件の悪い田圃なんか返しちまっても良いだろう。
 どうなんだ。 
 雑草が多いと陰口も出てきているぞ。
 頑張っているのはわかるけれど敵を作っちゃいけねえよ。

と言われてしまいました。
でも、こういうことを面と向かって指摘してくれる人はなかなかいません。
恥ずかしいですが、でも

 ありがたい

というのが本音。
そして、もう次のステップに嫌でも進む時期と云うことを痛感しました。
サイズ的に自分ひとりで出来るわけなんか無いんです。

 そうです、もう今まで通りじゃ出来やしないんです。

そして、このステップを乗り越えられれば・・・いや乗り越えなくちゃいけないんですよ。
でも、キツいな~。

というわけで、どうぞお気軽に助けて下さいませ<(__)>


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