こんにちは。
関東地方は久しぶりに梅雨っぽい日が続いています。
水が足りない圃場だったり、植え付けが遅れた圃場では雑草が元気になっています。
なので、除草剤を利用したいところですが、この雨でなかなか撒けていません。
昨年よりはいいのですが結構雑草が多いです。
で、今年はワイドアタックSCを利用。
クリンチャーバスMEより若干ですが安くなるのと、ゴミが少なくなるので変更しました。
なお、散布時はこんな格好をしています。
みなさんも薬剤散布時には十分注意をしてくださいね。
さて、それはともかく現在、肥料について見直しを検討しています。
ちょっと前に少しばかり話題になっていたのですが、ボクも利用している被膜肥料、いわゆる一発肥料のコーティング剤にポリエチレンなどが使われているという話。
まぁ、意識高い系というわけでは無いのですが、自然と向き合う仕事をしていますので、環境負荷がなるべく低いものを使いたいと考えています。
ちょうど肥料の変更を検討していたところでしたので、こういうニュースが後押ししてくれています。
元ネタは環境団体のページだったので、少なからずバイアスがかかっていると思いますのでリンクはしません。
しかし、ちょっと調べても、昨秋にも農林水産省にて、マイクロプラスチックの問題で被膜肥料の問題が提起されていました。
ただ、これだけではただの格好つけになっちゃいますので本音で少し。
変更の大きな理由はコストです。
被膜資材は肥料の効果が分散するため、追加の肥料散布作業がなくなるため作業行程が一つ減ります。
しかし、最近の高温化のために、狙った効果を我が地域では発揮できなくなっています。
行政主催の勉強会でも、
高温のため流亡が発生している可能性が高い。
追加での肥料散布は必要である。
という話しが出ています。
であれば、高額の被膜肥料を購入する意味がありません。
それでも緩行肥料と考えれば意味があるのかもしれませんが、悩んでいたところです。
ちょうど機械の更新タイミングでもあったので検討していました。
そして、有機資材の活用の検討もありました。
稲作の上手い方の作業を眺めていると、秋に有機資材を入れているケースがみられます。
地域によっては馬糞を利用しているところなどもありますが、有機資材を利用することにより濃度は低いかもしれませんが、常に肥料が供給できる体制ができあがっていると思われます。
いわば地力がある圃場の実現というのですかね。
その為には、作土層(耕して柔らかくした根の張りやすい部分)を深くして、地力を総動員して稲作をするってイメージですかね。
世話になっている爺さんにその話をしたら
当たり前だ。
今の若い奴は、機械を落としたくないからって浅く浅く耕耘する。
けど、それじゃダメなんだよ。
なんて話しをしてくれました。
有機資材の投下に、作土層を深くすることは、いわば先祖返りのようなことなのかもしれません。
しかし、現在の稲作を取り巻く環境では、そのような話しを耳にする機会が増えています。
機械が行うには困難なことを昔の人はしていたんだな。
どれだけ大変だったのだろう。
そう頭が下がる思いです。
そういう中で、環境への配慮を一切顧みないのはなかなか格好悪いのかなとも思った次第です。
まぁ、こじつけですけれどw
もちろん、必要な薬や化成肥料、そういったものはやっぱり使います。
ゼロかイチかではなくってバランスなのかなという感じですかね。
というわけでがんばりまっす!!
関東地方は久しぶりに梅雨っぽい日が続いています。
水が足りない圃場だったり、植え付けが遅れた圃場では雑草が元気になっています。
なので、除草剤を利用したいところですが、この雨でなかなか撒けていません。
昨年よりはいいのですが結構雑草が多いです。
で、今年はワイドアタックSCを利用。
クリンチャーバスMEより若干ですが安くなるのと、ゴミが少なくなるので変更しました。
なお、散布時はこんな格好をしています。
みなさんも薬剤散布時には十分注意をしてくださいね。
さて、それはともかく現在、肥料について見直しを検討しています。
ちょっと前に少しばかり話題になっていたのですが、ボクも利用している被膜肥料、いわゆる一発肥料のコーティング剤にポリエチレンなどが使われているという話。
まぁ、意識高い系というわけでは無いのですが、自然と向き合う仕事をしていますので、環境負荷がなるべく低いものを使いたいと考えています。
ちょうど肥料の変更を検討していたところでしたので、こういうニュースが後押ししてくれています。
元ネタは環境団体のページだったので、少なからずバイアスがかかっていると思いますのでリンクはしません。
しかし、ちょっと調べても、昨秋にも農林水産省にて、マイクロプラスチックの問題で被膜肥料の問題が提起されていました。
ただ、これだけではただの格好つけになっちゃいますので本音で少し。
変更の大きな理由はコストです。
被膜資材は肥料の効果が分散するため、追加の肥料散布作業がなくなるため作業行程が一つ減ります。
しかし、最近の高温化のために、狙った効果を我が地域では発揮できなくなっています。
行政主催の勉強会でも、
高温のため流亡が発生している可能性が高い。
追加での肥料散布は必要である。
という話しが出ています。
であれば、高額の被膜肥料を購入する意味がありません。
それでも緩行肥料と考えれば意味があるのかもしれませんが、悩んでいたところです。
ちょうど機械の更新タイミングでもあったので検討していました。
そして、有機資材の活用の検討もありました。
稲作の上手い方の作業を眺めていると、秋に有機資材を入れているケースがみられます。
地域によっては馬糞を利用しているところなどもありますが、有機資材を利用することにより濃度は低いかもしれませんが、常に肥料が供給できる体制ができあがっていると思われます。
いわば地力がある圃場の実現というのですかね。
その為には、作土層(耕して柔らかくした根の張りやすい部分)を深くして、地力を総動員して稲作をするってイメージですかね。
世話になっている爺さんにその話をしたら
当たり前だ。
今の若い奴は、機械を落としたくないからって浅く浅く耕耘する。
けど、それじゃダメなんだよ。
なんて話しをしてくれました。
有機資材の投下に、作土層を深くすることは、いわば先祖返りのようなことなのかもしれません。
しかし、現在の稲作を取り巻く環境では、そのような話しを耳にする機会が増えています。
機械が行うには困難なことを昔の人はしていたんだな。
どれだけ大変だったのだろう。
そう頭が下がる思いです。
そういう中で、環境への配慮を一切顧みないのはなかなか格好悪いのかなとも思った次第です。
まぁ、こじつけですけれどw
もちろん、必要な薬や化成肥料、そういったものはやっぱり使います。
ゼロかイチかではなくってバランスなのかなという感じですかね。
というわけでがんばりまっす!!