ファームさきくませ -くりやまさん家のコシヒカリ-

千葉県四街道市でコシヒカリを作っている水稲専業農家です。 日々のことを書いていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

2021年01月

2021 計画変更

久しぶりに寒い冬を過ごしているような気がしていますが、コロナ禍ということもあり体調管理は例年以上にできています。
悪いことにも、良い反作用があるものですね。

さて、しかし良い面ばかりではないのがこのコロナ。
先日、農家さん達と話していたのですが、今年の米価がかなり落ち込みそうだ、ということの確認になってしまいました。
自分の想定よりも、悪くなりそう、でして、作付け計画のさらなる変更をすることにいたしました。

稲作専業の場合には、作付け計画は飯米(はんまい)飼料米の二つの系統に分けることができます。
飼料米は、酪農家などの畜産へ渡すお米です。
簡単にわけるとこんな感じですかね。

 飯米・・・人が食べるお米
 飼料米・・飯米として出回らないお米

飯米についても、その中には加工用米、米粉用米などに分けられます。
弊社については、飯米が7割程度、飼料米が3割程度
飯米については全量をJAとの取引としています。

一昨年までは、順調に需給調整が行われていたので飼料米への割り振りは最低限にしていました。
単純に飯米を作った方が儲かるって訳でした。
ただ、作付け時に年間の売上げがある程度決まる飼料米は保険的な意味合いで作っていました。結構、これが重要なんですよね。

ですが、このコロナ禍において飯米の価格が下がりました。
問屋さんなどでは、まったくお米が動かないってことで、今も倉庫にお米が積み上がっているとか。

なので、不透明な米価に頼るよりも、作付け時にある程度の売上げが約束される飼料米の作付けを、さらに増やすことにしました。
とはいえ、全量を飼料米にシフトすることはできないので昨シーズンの2倍とすることにしました。
これで、本年の作付け計画は飯米5割、飼料米5割の水準になります。

本音をいえば、この先も米価は抑制的に進みそうなので、栗とタケノコの収益化を早く図りたいと思っています。


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というわけで先日、栗林の剪定を行ってきました。
今年は一気に収穫量が低下しますが来年以降を見据えて取り組んでいます。
どうぞ、よろしくお願いいたします。


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2021 謹賀新年

新年あけましておめでとうございます。 2021年、みなさまにご多幸が訪れることをお祈りいたしております。

さて、本年からは、すこしばかりシャッキリとした文体で、アプローチをしていきたいと考えております。
それも、常雇用をすることになりました。
つきましては、我が社で働く方に肩身の狭い思いをさせるわけになりません。
そういったこともあり、少々固くなる面があるかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、新年の計は元旦にあり、などと申しますが、すでに新年二日目でございますが、本年の大目標は以下の通りです。

 1:社会的責任感
 2:原点回帰
 3:2022年への準備
  
それぞれ確認します。

1の社会的責任感
これは、弊社がしっかりと企業化することを目指す、その最初の一歩、道しるべとして忘れてはならないことだと思います。

個人で仕事をするにあたっては、個人の利益を優先させることになります。
もちろん、それが悪いことではありません。
個人の幸せの上にことそ、社会の幸せが構築されるからです。
翻って、自分にとってこの会社(合同会社ファームさきくませ)が成長すること、そこから便益を受けられること、それは当然に僕自身の幸せに直結します。
しかし、会社と名乗るからには、社会的責任が当然存在するかと思います。
昨年辺りから多く耳にするようになった持続可能社会。それに貢献することも当然に求められることと思います。
また、従業員には当然がんばっていただくことになりますが、事業の発展だけで無く、従業員の満足度も”なかなかに難しいですが”高めていきたいと考えています。
具体的には、契約の細分化、明確化になると考えています。
今後、4月に契約の見直しを予定していますので、それまでには達成できるように考えております。

2の原点回帰
これは我が社名の「さきくませ」の想いを再確認することです。
「さきくませ」は古い日本語で、簡単にいえば「おたっしゃで」や「お元気で」、「さちあれ」などの意味になりますが、弊社においては弊社生産物の届く先に対して「さきくませ」という意味を含有しております。
弊社生産物の届いた先で、その方に「さちあれ」、さらに言えばその方の周辺にも「さちあれ」という意味で捉えています。
外国語で言えば英語の「Goodspeed」やイスラーム語の「مَعَ ٱلسَّلَامَةِ(マアッサラーマ)」に近いのかと考えています。
翻って、弊社が向かい合う方々に対して、「さきくませ」といえる仕事をしようということであります。
なかなかハードルの高い話しでございますが、改めて原点回帰です。

3の2022年への準備
これは前出の二つに比べてかなり現実的な目標になります。
弊社は2022年以降に大型投資を検討しています。
理由としては、稲作を取り巻く環境の変化、ならびにその変化に乗り遅れないために必要なことと考えております。
昨年、就農10年目にしてようやく光が見えてきたと考えておりますが、社会の動きはすこぶる速いです。ここで安心していたのでは、先々手の打ちようが無くなるだろうと考えています。
それは弊社の拠点としている地域が、水稲作において悪条件地であるからでもあります。しかし、外的条件を引き合いに出して歩みを止めるのでは、経営者失格。
怖い思いもありますが、それを超えていかなければ見えない景色を見てこようとしています。

以上、少し背伸びをしたお話でもあるかもしれません。
笑っていただいて結構です。
人間、笑われている内が一番楽ちん。
段々と笑われなくなりつつあり、それが怖いところなのですけれどね。

というわけで、新しい一年を

 背筋を伸ばして
 多くの方のアドバイスをいただいて
 それでも自分で決定して

行こうと考えております。
どうぞ、よろしくお願いいたします。


追伸
栗とタケノコの生産も行っております。まだ収益化が見えてきませんが、ご相談させていただけることがありましたら是非ともよろしくお願いいたします。
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