備忘録として、世界の穀物需給についてアナウンスをしています。
精米付いては、北米等での作付面積の拡大等もあり需給は改善。
精米付いては、北米等での作付面積の拡大等もあり需給は改善。
出所:農林水産省大臣官房食料安全保障課国際需給動向把握担当
米国農務省、4月10日(現地時間)
2017/18年度の12回目の世界及び主要国の穀物・大豆に関する需給見通し
-2017/18年度の穀物の生産量は消費量を下回る見込み-
世界の穀物全体の需給の概要(見込み)
(1)生産量 25億6,223万トン(対前年度比 1.5%減)
(2)消費量 25億7,705万トン(対前年度比 0.1%増)
(3)期末在庫量 6億4,052万トン(対前年度比 2.3%減)
(4)期末在庫率 24.9%(対前年度差 0.6ポイント減)
《主な品目別の動向》
〈小麦〉
生産量は、米国で冬小麦の収穫面積が記録的な低水準になること等から減少、豪州で東部の乾燥
により減少、ブラジル等でも減少するものの、ロシアで冬小麦・春小麦ともに作柄が極めて良好であ
り、インド、EU 等でも増加が見込まれることから、世界全体では前年度を上回り史上最高。
消費量は、 ロシア等で増加が見込まれることから前年度を上回る見込み。
世界全体の生産量は消費量を上回り、 期末在庫率は前年度より上昇。
消費量は、 ロシア等で増加が見込まれることから前年度を上回る見込み。
世界全体の生産量は消費量を上回り、 期末在庫率は前年度より上昇。
(1)生産量 7億5,975万トン(対前年度比 1.2%増)
・ロシア、インド、EU等で増加、米国、豪州、ブラジル等で減少
(2)消費量 7億4,313万トン(対前年度比 0.6%増)
・ロシア、EU等で増加、米国等で増加
(前月に比べ、EU等で上方修正)
(前月に比べ、EU等で上方修正)
(3)期末在庫量 2億7,122万トン(対前年度比 6.5%増)
・中国、EU、インド等で増加、米国等で減少
(4)期末在庫率 36.5%(対前年度差 2.0ポイント増)
〈とうもろこし〉
生産量は、アルゼンチンで長引く高温乾燥型の天候から減少、米国、南アフリカ、ブラジル、
ウクライナ等でも減少が見込まれることから、世界全体では前年度を下回る見込み。
消費量は、中 国、米国、EU、ブラジル等で増加が見込まれることから前年度を上回る見込み。
世界全体の生産量は 消費量を下回り、期末在庫率は前年度より低下。 なお、アルゼンチンは、2月から3月上旬にかけての高温乾燥により、生産量が前月から 300 万トン 下方修正され、ブラジルは冬とうもろこしの作付面積の減少見直しにより、250 万トン下方修正された。
消費量は、中 国、米国、EU、ブラジル等で増加が見込まれることから前年度を上回る見込み。
世界全体の生産量は 消費量を下回り、期末在庫率は前年度より低下。 なお、アルゼンチンは、2月から3月上旬にかけての高温乾燥により、生産量が前月から 300 万トン 下方修正され、ブラジルは冬とうもろこしの作付面積の減少見直しにより、250 万トン下方修正された。
(1)生産量 10億3,607万トン(対前年度比 3.66%減)
・米国、アルゼンチン、ブラジル、南ア、ウクライナ、中国等で 減少
(前月に比べ、アルゼンチン、ブラジル等で下方修正)
(2)消費量 10億6,919万トン(対前年度比 1.0%増)・中国、米国、EU、ブラジル等で増加
(3)期末在庫量 1億9,778万トン(対前年度比 14.34%減)
・中国、ブラジル、米国等で減少(3)期末在庫量 1億9,778万トン(対前年度比 14.34%減)
(4)期末在庫率 18.5%(対前年度差 3.3ポイント減)
〈米(精米)〉
生産量は、米国で作付期の洪水等により収穫面積が減少し、生産量が 1997/98 年度以来最低となるものの、タイ、ベトナム等で増加が見込まれることから、世界全体では史上最高。
消費量は前年度を下回る見込み。
世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率はより上昇。
1)生産量 4億8,746万トン(対前年度比 0.3%増)
消費量は前年度を下回る見込み。
世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率はより上昇。
1)生産量 4億8,746万トン(対前年度比 0.3%増)
(2)消費量 4億8,015万トン(対前年度比 0.3%減)
(3)期末在庫量 1億4,443万トン(対前年度比 5.3%増)
・中国等で増加
(4)期末在庫率 30.1%(対前年度差 1.6ポイント増)
(4)期末在庫率 30.1%(対前年度差 1.6ポイント増)
2.世界の大豆需給の概要(見込み)
生産量は、米国で史上最高の収穫面積となること等から増加するものの、アルゼンチンで乾燥型の天候に見舞われ減少が見込まれること等から、世界全体では前年度を下回る見込み。
消費量は、中国、ブラジル等で増加が見込まれることから史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を下回り、期末在庫率は前年度より低下。
消費量は、中国、ブラジル等で増加が見込まれることから史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を下回り、期末在庫率は前年度より低下。
なお、ブラジルでは主産地での単収の増加により、前月から 200 万トン上方修正され史上最高。アルゼンチンでは、1月から3月にかけて多くの産地を襲った乾燥型の天候が単収を引き下げ、生産量が前月から 700 万トン下方修正。
(1)生産量 3億3,481万トン(対前年度比 4.5%減)