ファームさきくませ -くりやまさん家のコシヒカリ-

千葉県四街道市でコシヒカリを作っている水稲農家です。 現在はコシヒカリの他、飼料米や麦を扱う穀物部門。 さらに、栗やタケノコなどの山林作物の他、剪定・伐採・特殊伐採を行う山林部門を構えています。 日々のことを書いていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

2018年03月

今年も種籾を冷やし始めました

今年も種籾を冷やし始めています。

ちょっとトラブルもあり、まだコシヒカリのみ140kgしか水につけ始めてはいません。

種籾は休眠状態なので、水をしっかり吸わせていくとようやく芽を出す状態が整います。

日中気温の積算100度が目安と言われていますので、だいたい2週間前後で整います。

けれど、今日の日中までかなり暖かかったので、

 これは種まき少しは早められるかな?

とも思ったのですが、今日は夜になったら一気に冷えてきましたね。

寒暖差は10度を超えるくらいで、一気に冬に逆戻り。

そろそろお花見の話もちらちらしていますが、どうなっちゃうんでしょうね。

なお、トラブルの影響でふさこがねを冷やし始めるのはもう少し先になりそうです^^;



おまけ

最近は畦塗り(あぜぬり)を行っています。

田圃の水をためる畦を水持ちの良い状態にする作業です。

大昔は人が鍬を使って手作業でやっていたそうですが、今は機械。

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でも、3月頭の雨の影響でずるずると遅れているのが現状。

がんばりまっす!


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アタッチメント交換

3月に入ってからの大雨3連発で、トラクター作業が大幅に遅れております。

その間に、畑の耕耘を依頼されたのでいってきました。

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なかなかキレイに出来たでしょ^^;

さて、その後はトラクターアタッチメントを付け替えます。

うちの場合は、もちろんワンタッチヒッチと呼ばれる簡単に作業機の着脱ができる装置を使っているのですが、規格が微妙に違っています。

ロータリーハロー日農耕

畦塗機(あぜぬりき)がクボタ

整地キャリア3点リンク直装

というように、それぞれ異なっています。


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トラクターと作業機の連結部分ですが、上は灰色、下は白色になっているのがわかるでしょうか?

この部分がワンタッチヒッチです。

畦塗機はカプラーと呼ばれるアジャスターをつけると、日農耕に対応しそうなのですがPTOの部分が上手くはまってくれません。

なので、仕方が無く日農耕ヒッチをクボタヒッチへと取り替えます。

これが重い(-_-;)

ついでに、PTOなどへのグリス注入を行いますが、グリースニップルと呼ばれるグリスの注入口がダメになっているのもいくつかあり交換します。



ニップルの交換自体は8mmまたは10mmのスパナがあれば簡単にできます。

以前は、どうにかグリスが入ってくれないかと悪戦苦闘していたのですが、時間が惜しいので最近は予備のニップルを常備しています。
1個120円くらい。

グリスは、やや高めのモリブデンは耐水、耐熱性で若干安めのリチウムに劣るそうです。
なので、我が家はリチウムを利用しています。
モリブデンに比べると1本で100円程度おやすめ♪

まぁ、交換作業をするとグリスでドロドロになるのはご愛敬ですが^^;



なお、3月に早々から予定していた

 畦塗り(あぜぬり)作業

はアタッチメントが重いために、通常の作業機よりもより田圃で身動きがとれなくなる傾向にあります。
なので、余計にこの雨が痛いのです。

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僕の持っているのは古いタイプ。

右後ろの羽がある部分が回転して、田圃の畦を強くするモノです。

 1日に田圃20枚分ほどは対応できるかな

なんて、都合のいい妄想をしています^^;


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【備忘録】2018/3 食糧需給の動き(出所:米国農務省)

備忘録として、世界の穀物需給についてアナウンスをしています。
精米付いては、北米等での作付面積の拡大等もあり需給は改善。


出所:農林水産省大臣官房食料安全保障課国際需給動向把握担当

   米国農務省、3月8日(現地時間)
   2017/18年度の11回目の世界及び主要国の穀物・大豆に関する需給見通し


2017/18年度の穀物の生産量は消費量を下回る見込み

世界の穀物全体の需給の概要(見込み)
(1)生産量   25億6,701万トン(対前年度比 1.3%減)
(2)消費量   25億8,331万トン(対前年度比 0.4%増)
(3)期末在庫量 6億3,797万トン(対前年度比 2.5%減)
(4)期末在庫率 24.7%(対前年度差 0.7ポイント減)

 
《主な品目別の動向》
 
〈小麦〉
 生産量は、米国で冬小麦の収穫面積が記録的な低水準になること等から減少、豪州で東部の乾燥により減少、ブラジル等でも減少するものの、ロシアで冬小麦・春小麦ともに作柄が極めて良好であることから史上最高、インド、EU等でも増加が見込まれることから、世界全体では前年度を上回る見込み。
 消費量は、ロシア等で増加が見込まれることから前年度を上回る見込み。
 世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。

(1)生産量 7億5,879万トン(対前年度比 1.1%増)
ロシア、インド、EU等で増加、米国、豪州、ブラジル等で減少
(2)消費量 7億4,250万トン(対前年度比 0.4%増)
ロシア等で増加
(前月に比べ、インド等で下方修正)
(3)期末在庫量 2億6,889万トン(対前年度比 6.4%増)
中国、EU、ロシア等で増加、米国等で減少
(4)期末在庫率 36.2%(対前年度差 2.1ポイント増)

〈とうもろこし〉
 生産量は、アルゼンチンで長引く高温乾燥型の天候から減少、米国、南アフリカ、ブラジル、ウクライナ等でも減少が見込まれることから、世界全体では前年度を下回る見込み。
 消費量は、中国、米国、EU、ブラジル等で増加が見込まれることから前年度を上回る見込み。
 世界全体の生産量は消費量を下回り、期末在庫率は前年度より低下。
 なお、アルゼンチンは、2月から3月上旬にかけての高温乾燥型の天候が遅植え種の単収を引き下げ、早植え種の単収も当初予測を下回ったため、生産量が前月から300万トン下方修正された。

(1)生産量 10億4,174万トン(対前年度比 3.1%減)
米国、アルゼンチン、南アフリカブラジル、ウクライナ等で減少(前月に比べ、アルゼンチン等で下方修正)
(2)消費量 10億7,443万トン(対前年度比  1.5%増)
・中国、米国、EU、ブラジル等で増加
(3)期末在庫量 1億9,917万トン(対前年度比 14.1%減)
中国、米国、ブラジル等で減少
(前月に比べ、米国等で下方修正)
(4)期末在庫率 18.5%(対前年度差 3.4ポイント減)

〈米(精米)〉
 生産量は、米国で作付期にアーカンソー州北東部及びミズーリ州南東部で洪水が発生、カリフォルニア州では土壌水分過剰により収穫面積が減少し、米国全体の生産量が1997/98年度以来最低となるものの、タイ、ベトナム等で増加が見込まれることから、世界全体では前年度を上回る見込み。
 消費量は前
年度を下回る見込み。
 世界全体の生産量は消費量を上回り、
期末在庫率は前年度より上昇。

1)生産量 4億8,626万トン(対前年度比 0.0%増)
(2)消費量 4億8,049万トン(対前年度比 0.2%減
(3)期末在庫量 1億4,306万トン(対前年度比 4.2%増)
・中国等で増加
(前月に比べ、インド等で上方修正)
(4)期末在庫率 29.8%(対前年度差 1.3ポイント増)
 

2.世界の大豆需給の概要(見込み)
 生産量は、米国で史上最高の収穫面積となること等から増加するものの、アルゼンチンで乾燥型の天候に見舞われ減少が見込まれること等から、世界全体では前年度を下回る見込み。
 消費量は、中国、ブ
ラジル等で増加が見込まれることから史上最高となる見込み。
 世界全体の生産量は消費量を下回り、期末在庫率は前年度より低下。
 なお、アルゼンチンは、1月から2月にかけて多くの産地を襲った乾燥型の天候が単収を引き下げ、生産量が前月から700万トン下方修正された。


(1)生産量 3億4,086万トン(対前年度比 3.0%減)
・米国等で増加、アルゼンチン等で減少
(前月に比べ、アルゼンチン等で下方修正)
(2)消費量 3億4,378万トン(対前年度比 4.2%増)
・中国、ブラジル等で増加 
(3)期末在庫量 9,440万トン(対前年度比 2.3%減)
・米国等で増加、アルゼンチン、ブラジル等で減少
(前月に比べ、アルゼンチン等で下方修正)
(4)期末在庫率 27.5%(対前年度差 1.8ポイント減)

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暗渠うまくいきました~

先日から埋設していた暗渠(あんきょ)。

上手いこと埋設できました~♪

Before

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After

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大雨が降ったりして、トラクターが入れるだろうかドキドキしていました。

ですが、暗渠がうまいこと効いてくれて、トラクターが入れなかったところもどんどん入っていけました。

今年は、段差がどの辺りまでコントロールできるのかドキドキですが、来年にはピシッと一枚の田圃に出来そうです。

で、上手くいったので、ついでに別のところの水路を修理しました。

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この写真は修繕途中のモノなのですが、トラクターが田圃に入るところが土で埋まり水が流れにくくなっていました。

当然、川下の方も困りますし、こちらも水がコントロールできなくなるので修繕しなければなりませんでした。

ということで、こんな風にしました。

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この作業は思いの外早く進み、たったの1時間程度でできました。

これで、水が抜けなくて苦労することはなくなりそうです。


おまけ

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先日みつけたカミツキ亀。

一度、かみついたら離さないので近寄らないように。



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