ファームさきくませ -くりやまさん家のコシヒカリ-

千葉県四街道市でコシヒカリを作っている水稲農家です。 現在はコシヒカリの他、飼料米や麦を扱う穀物部門。 さらに、栗やタケノコなどの山林作物の他、剪定・伐採・特殊伐採を行う山林部門を構えています。 日々のことを書いていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

2017年05月

【備忘録】2017/5 食糧需給の動き(出所:米国農務省)

備忘録として、世界の穀物需給についてアナウンスをしています。
精米付いては、北米等での作付面積の拡大等もあり需給は改善。


出所:農林水産省大臣官房食料安全保障課国際需給動向把握担当

   米国農務省、5月11日(現地時間)
   2017/18年度の1回目の世界及び主要国の穀物・大豆に関する需給見通し


2016/17年度の穀物の生産量は消費量を下回り、大豆の生産量は消費量を上回る見込み
※現時点では、北半球は作付作業中、南半球では未だ作付作用が始まっていないため、本報告は極めて暫定的なものである

世界の穀物全体の需給の概要(見込み)
(1)生産量   25億3,095万トン(対前年度比 2.4%減)
(2)消費量   25億6,491万トン(対前年度比 0.1%減)
(3)期末在庫量 5億9,944万トン(対前年度比 5.4%減)
(4)期末在庫率 23.4%(対前年度差 1.3ポイント減)

 
《主な品目別の動向》
 
〈小麦〉
 生産量は、インド、EU、中国等で増加するものの、米国で冬小麦の収穫面積が100年以上ぶりの低水準となることから減少、豪州、ロシア等でも減少が見込まれることから、世界全体では前年度を下回る見込み。
 また、消費量は、インド等で増加するものの、
中国等で減少することから前年度を下回る見込み。世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。

(1)生産量 7億3,783万トン(対前年度比 2.0%減)
・インド、EU、中国等で増加米国豪州ロシア等で減少
(2)消費量 7億3,489万トン(対前年度比 0.7%減)
・インド等で増加、中国等で減少
(3)期末在庫量 2億5,829万トン(対前年度比 1.2%増)
・中国等で増加、米国、カナダ等で減少
(4)期末在庫率 35.1%(対前年度差 0.6ポイント増)

〈とうもろこし〉
 生産量は、EU、カナダ等で増加するものの、米国で収穫面積の減少により減少、中国、南アフリカ等でも減少が見込まれることから、世界全体では前年度を下回る見込み。
 また、消費量は、中国、EU
等で増加することから史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を下回り、期末在庫率は前年度より低下。

(1)生産量 10億3,366万トン(対前年度比 3.0%減)
EU、カナダ等で増加、米国、中国、南アフリカ等で減少
(2)消費量 10億6,230万トン(対前年度比  0.8%増)
・中国、EU等で増加
(3)期末在庫量 1億9,527万トン(対前年度比 12.8%増)
中国、米国等で減少
(4)期末在庫率 18.4%(対前年度差 2.9ポイント減)

〈米(精米)〉
 生産量は、タイ、ベトナム等で増加するものの、エジプト、米国、インド等で減少が見込まれることから、世界全体では前年度をわずかに下回る見込み。
 また、
消費量は、インド等で増加することから史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。
 
(1)生産量 4億8,130万トン(対前年度比 0.0%減)
(2)消費量 4億8,009万トン(対前年度比 0.3%増)
・インド等で増加 
(3)期末在庫量 1億1,977万トン(対前年度比 1.0%増)
・中国等で増加
(4)期末在庫率 24.9%(対前年度差 0.2ポイント増)
 

2.世界の大豆需給の概要(見込み)
 生産量は、中国等で増加するものの、ブラジル、米国等で減少が見込まれることから、世界全体では前年度を下回る見込み。
 また、消費量は、中国、
米国等で増加することから史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を上回るものの、期末在庫率は前年度より低下。

(1)生産量 3億4,468万トン(対前年度比 1.0%減)
・ブラジル等で増加
(2)消費量 3億4,421万トン(対前年度比 3.9%増)
・中国等で増加 
(3)期末在庫量 8,881万トン(対前年度比 1.5%減)
(4)期末在庫率 25.8%(対前年度差 1.4ポイント減)


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田植機の修理完了

昨日、ようやく田植機の修理部品が届きました。
農機具メーカーはゴールデンウイークも仕事をしているのですが、エンジンは別のメーカーのモノ。
その為、ゴールデンウイークが明けるまでグッと堪えておりました。

さて、朝から田植機の修理開始!

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カバー類を外します。

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エンジンオイルを抜いている間に、部品を並べます。

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まずは、テンションを外して動力ベルトを外し、さらにオルタネーターのボルトを緩めてベルトを外します。

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つぎに燃料タンクを外して、オルタネーターを取り外します。

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さらに、マフラーを外して、さらにプーリーを外します。
プーリーはインパクトドライバーを利用すると外すことが出来ますが、レンチではプーリーがまわってしまうので外すことが出来ません。

そうしてようやくエンジンカバーを外します。
この時、プラスチックハンマーで叩くと良いようです。

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油脂を落とす為にブレーキクリーナーを吹きつけ、拭き取ります。

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上の写真は新品のエンジンカバー。
ベアリングなどをハンマーではめ込んでおきました。

念のため、接合が出来るのか確認。
確認した後に液状ガスケットを接合面に伸ばしてガスケットを貼り付けます。
さらに液状ガスケットを貼り付けたガスケットに伸ばして、ようやくエンジンカバーを取り付けます。

もちろんボルトはたすき掛けでしめます。
仲間から聞いたとおり、ちょっとづつ締め付けていき、均等に力がかかるようにすすめます。

オルタネーターやマフラーを取り付けていき、エンジンをかけます。

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 かかった!
 アイドリングも安定!

というわけで、お昼頃に修理完了。
ようやく今年の田植えがスタートするような気になりました。

その後、試運転をするのですが、4条植えとは全く異なりました。
まず、準備に時間がかかる。

4条植えは苗をセットするだけですが、7条植えのマシンの場合には苗のほかに、肥料をセットし、さらに除草剤もセット。
さらにガードフレームを延長して、植え付け部レールも延長

次に、やっぱり重い。
4条植えよりもタイヤが随分大きくなっているのにぐぐっと潜ります。
それでも、全然落ちないんですけれどね。

それからフロントウエイトが更に必要そう
進入部分から出ようとすると、そんなに高低差があるわけでは無いのに前が浮いてバンザイしてしまいます。
仕方が無いので、フロント部分に自分が移動する形で脱出。
これは怖かった~。

あとは、施肥と除草剤散布量の調整が難しいですね。

まだ慣れていないのでおっかなびっくりですが、とにかく植え付けが早い!
4条植えの3倍程度のスピードで植え付けます。
その分準備に時間がかかるのと、取り回しに慣れていないですね。
明日は雨の予報が出ているので、明後日もしくは月曜日からいよいよ本格的に田植えをスタートします。

もう、随分遅れちゃったよ(>_<。)
というわけで頑張りまっす!!


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遅ればせながら田植えスタート

連日トラブルだらけですが、ようやく田植えをスタート。
昨年までの主力機(4条植え)で対応することになりましたが、それでもなんとかスタートが切れました。
軽トラに乗る小型田植機はやっぱり心強いです。
ありがたい!

ですが、午後の代掻きではトラクターが田んぼにハマってしまいましたorz
焦りすぎですかね。

明日も頑張ります!!
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