ファームさきくませ -くりやまさん家のコシヒカリ-

千葉県四街道市でコシヒカリを作っている脱サラ農家の 栗山治 です。 日々、感じたことなどを書いていきます。

2017年01月

牽引免許を取得しました

昨年から、牽引車両を運転する為に必要な 牽引免許 の取得にチャレンジしていました。 

この牽引免許ですが、通常の車両とは異なる車両を運転する際に必要になります。
牽引車両と呼ばれるタイプの車を運転する免許なのですが、普通の車と大きく違うのはジョイントされた車であること。

といっても、テキストじゃわからないと思うので 三菱ふそうトラックバス のweb、もしくは下記youtubeで確認してみて下さい。




で、ようやく先日、その牽引免許を取得することが出来ました。
当初は、教習所に行って取得しようと思っていたのですが、なんと取得費用が16万円ほどかかるとのこと。

幕張の運転免許センターならたったの4500円で試験が受けられるので 、30回受けたとしてもまだ安いのでいわゆる

 一発試験

を受け続けていました。
で、先日ようやく合格することが出来ました。

恥ずかしながら15回ほど受験することになりましたが、合格したときには試験官から

 よく頑張ったね。オメデトウ!

と声をかけて貰いました。
単純に嬉しかったです♪ 

で、以下ひとりゴトです。

牽引車両は、ジョイント部分で折れ曲がる為に挙動がかなり異なります。

まず、内輪差
ジョイント部分で折れ曲がる為に、すごく小回りがききます。

なので、普通車の感覚で曲がるとまず間違いなく縁石に乗り上げます。
雰囲気的には、かなり前に突っ込んだ上でハンドルを切らないと事故りますね。

そして、牽引試験最大の難関。
方向転換

方向転換は上のyoutubeで表示されていますが、バックで曲がるときに逆ハンドルを切る必要があります。
でも、切りすぎるとくの字になってしまいますし、切らなすぎると曲がってくれません。
このさじ加減が難しいです。

受験10回目くらいで、そのさじ加減がわかってきて、あとは内輪差になれるだけでした。
S字は案外簡単でした。




千葉の試験場は上のyoutubeとは違い左折で入る為、本当にギリギリまで我慢しないと入れないのですが、方向転換よりずーーーーっと楽です。
正直、思ったよりもかなり余裕があるなと思いました。

ともかく、合格出来て良かったです♪

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会社立ち上げました

遅ればせながら、去る1月6日付けで

 合同会社ファームさきくませ

を立ち上げることが出来ました。
個人申請の為、ドキドキしていたのですが、なんとかかんとか登記手続きが終了しました。

当初は昨年中に行おうと思っていたのですが、必要書類(非添付書類)が抜けていた為、年明け4日に再度、千葉みなとにある法務局へ向かいました。

すると、今度は登記申請書に記載する項目に記載相違があり再度出直し。
次いで、改めて書き直したものを持っていったところ、記載事項相違が再度発覚。
もうこうなったら、

 手書きするしか無い

と腹をくくり、無地の紙に手書きで登記事項を書き込んでいきました。

で、大丈夫かな~、と思いながらも、問題なく受理され登記されていました。
何度か問題もありましたが、振り返ってみると案外簡単でした。
さて、手続きなんてどうでもいいですね。
この会社を使ってしっかりお金を稼いでいきます。
どうぞよろしくお願いいたします♪


以上、報告まで。 

ベトナムの農業事情

先日まで、東南アジアに行ってきました。
ボクの高校時代の先輩が現在ベトナムに駐在しています。
その先輩が、段取ってくれメコンデルタの米農家に行ってきました。

メコンデルタというのは、南ベトナムを流れるメコン川流域の地域を指します。
広く開け肥沃な大地で、世界でも有数の穀物地帯です。

現在、ベトナムはお米の生産量、輸出量共に世界で三本の指に入るお米大国。


さて、メコンデルタはベトナムの南部ホーチミン市から約4時間ほど車に揺られます。
道の両側には広く田んぼが続きます。

そして、お出迎えしてくれたのはアヒル?

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可愛いけれど、実は威嚇されています^^;


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ベトナムの片田舎。
でも、不思議と多くの農家でお店をやっています。
あれなんなんでしょうね?

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日本のお米とは全然違うインディカ米。
個人的には好きです♪


さて、眺めていて気がついたのは、稲が実っている田んぼもあれば、生育途中の田んぼも、種まきをしてしばらくした田んぼも並んでいます。

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※ベトナムとの国境付近(ベトナムの写真はいいのがなかったので)。

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キレイに代掻きされています。


というわけで日本ではちょっと考えられませんが 三毛作 が行われています。
三毛作というのは一年に三回収穫するということです。
ビックリですよね^^;
 
昔のベトナムの写真などでは、手で田植えをし、手で稲刈りをしているものがあります。
しかし、

ベトナム戦争終結後の1976年から直播を行っているそうです。
しかも、蒔く種籾の量は1000㎡あたり、なんと20kg。
日本の5倍。

そして、年間で稲刈りを180日もしていたそうですが、2000年に入り機械化がされ 

現在では1年間で9時間程度しか稲刈りは行っていないそうです。 

機械も、

 トラクターは基本代掻きのみ
 コンバインは汎用コンバイン(袋)を利用
 いずれもレンタル。

乾燥は乾期は天日干し、 雨期は工場へ持ち込むそうです。

また、とにかく肥沃な大地の為、1作に付き肥料は基肥+追肥で、窒素換算でたったの3~4kg

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これは追肥用だそうです。

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鳥の後ろにある藁も、必要な分以外は田んぼにばらまいて肥料にするそうです。
このあたりは、変わらないんだね、と頷き合ってしまいました。


その後、おうちご飯を頂きます。

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左下は、鯉と豚肉の煮物。
中心にあるのは、負けた鶏の煮物。

檄ウマ!

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こちらは鍋物と川魚の煮付け。
これも檄ウマ。

てか、川魚なのに全然臭みが無くてパクパク食べてしまいました♪


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最後に記念撮影!
いや~楽しかった。


振り返ると、ベトナム戦争後米生産の効率化が図られるものの、機械化が進まず二毛作で停滞していたようです。
が、2011年にコンバインの導入があり三毛作が定着したようです。
まだまだ稲作が主要な産業ということもあり、今後更に効率化が図られると思います。
そして、経済成長に伴い都市部への人口流出に伴い、さらなる効率化が図られると思いますので、とっても魅力的な土地だと思いました。
日本はちょうど変革期に来ていますので、輸出へ向かうことも検討すべきだと思っています。
正直、同じ稲作とは全く思えませんでした。

頑張りまっす!!


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【備忘録】2017/1 食糧需給の動き(出所:米国農務省)

備忘録として、世界の穀物需給についてアナウンスをしています。
精米付いては、北米等での作付面積の拡大等もあり需給は改善。


出所:農林水産省大臣官房食料安全保障課国際需給動向把握担当

   米国農務省、1月12日(現地時間)
   2016/17年度の9回目の世界及び主要国の穀物・大豆に関する需給見通し


2016/17年度の穀物及び大豆の生産量は消費量を上回る見込み

世界の穀物全体の需給の概要(見込み)
(1)生産量   25億6,036万トン(対前年度比 4.2%増)
(2)消費量   25億3,722万トン(対前年度比 4.3%増)
(3)期末在庫量 6億2,582万トン(対前年度比 3.8%増)
(4)期末在庫率 24.7%(対前年度差 0.1ポイント減)

 
《主な品目別の動向》
 
〈小麦〉
 生産量は、EUで多雨(フランス)により減少するものの、ロシア全土で良好な作柄と高単収に恵まれ増加、豪州で単収の上昇から増加、米国でも冬小麦の単収が史上最高となり増加すること等から、世界全体では史上最高となる見込み。
 また、消費量は、インド、中国、米国、カナダ、ロシア
等で増加すること等から史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を上回い、期末在庫率は前年度より上昇。

(1)生産量 7億5,269万トン(対前年度比 2.3%増)
ロシア、豪州米国、カナダ、インド等で増加、EU等で減少
(2)消費量 7億3,989万トン(対前年度比 3.9%増)
・インド中国、カナダ、ロシア等で増加
(3)期末在庫量 2億5,329万トン(対前年度比 5.3%増)
・中国、米国、ロシア等で増加、EU、インド等で減少
(4)期末在庫率 34.2%(対前年度差 0.5ポイント増)

〈とうもろこし〉
 生産量は、中国で国家備蓄政策廃止及び国内価格低下に伴う播種面積減により減少するものの、米国で中西部の多くの州で単収が前年度を上回り増加、ブラジルでも収穫面積の増加も見込まれること等から、世界全体では史上最高となる見込み。
 また、消費量は、米国、中国等で増加することから史上最高となる見込み。世界全
体の生産量は消費量を上回るものの、期末在庫率は前年度より低下。

(1)生産量 10億3,793万トン(対前年度比 8.0%増)
米国、ブラジル、アルゼンチン等で増加、中国等で減少
(2)消費量 10億2,696万トン(対前年度比  6.9%増)
・米国、中国等で増加
(3)期末在庫量 2億2,098万トン(対前年度比 5.2%増)
・米国等で増加、中国等で減少
(4)期末在庫率 21.5%(対前年度差 0.3ポイント減)

〈米(精米)〉
 生産量は、タイで降雨により乾季米の灌漑用水量が十分確保され作付面積が拡大、インドでは収穫面積が増加、米国でも長粒種米の生産量が2010/11年以来最高となることから、世界全体では前年度を上回り史上最高となる見込み。
 また、消費量は、インド等で増加することから史上最高とな
る見込み。世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。

(1)生産量 4億8,002万トン(対前年度比 1.6%増)
・タイ、インド等で増加 
(2)消費量 4億7,781万トン(対前年度比 1.5%増)
・インド等で増加 
(3)期末在庫量 1億1,871万トン(対前年度比 1.9%増)
・中国等で増加
(4)期末在庫率 24.8%(対前年度差 0.1ポイント増)
 

2.世界の大豆需給の概要(見込み)
 生産量は、米国で単収の上昇から増加、ブラジルでは適期の降雨による単収の上昇から増加、中国では政策変更によりとうもろこしから大豆への播種転換の促進等から、世界全体では前年度を上回り史上最高となる見込み。
 また、消費量は、中国等で増加することから史上最高とな
る見込み。世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。

(1)生産量 3億3,785万トン(対前年度比 7.8%増)
・米国・ブラジル等で増加
(前月に比べ、ブラジル等で上方修正)
(2)消費量 3億3,034万トン(対前年度比 4.7%増)
・中国等で増加 
(3)期末在庫量 8,232万トン(対前年度比 6.6%増)
・米国等で増加、中国等で減少
(4)期末在庫率 24.9%(対前年度差 0.5ポイント増)


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カンボジアの農機事情

週末にベトナムで現地農家の視察的なことを行うため、現在海外に来ております。
すべて個人手配なので、バタバタしまくり。
本来は入国の必要なかったタイでも、あることをするためにたったの30分だけ入国していました。
もう、なにやってんだかσ(^_^;

さて、というわけで今はカンボジアにいます。
カンボジアは、まだまだ後進国のイメージか強いですが、実際にそういう感じです。

そんなカンボジアの郊外に足を延ばしたところ、農機具の展示場にはトラクターがずらり。

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幹線道路には、クボタ、ヤンマー、ニューホランドの看板がかかっていました。

現地の労働力のメインは水牛のようですが、田圃内に耕運機の轍がついているところをみると、転換は進んでいるようです。

また、トラクターは大型の物でスキ耕が主。20馬力以下のクラスは無いですね。
耕運機も日本のよりも大型で、やはりスキ耕によります。また、耕運機は移動手段や搬送手段として活躍していました。

ただし、田圃によっては排水の関係で入れないところもあるようです。軽快にキャタピラーのユンボが穴掘りをしていましたが、帰りには田圃に落ちて引き出されていたケースもありました。
田圃整備がさらに進めば農業機の導入は加速されると思います。

それから、脱穀機は日本のよりもずっと大型で、1tトラックの荷台を埋めるくらいのサイズ。
籾摺機は見ませんでしたが、脱穀機を含めてレンタルでやっているのではないかと思えました。ちょっと解りませんが。

またクボタの汎用コンバインを導入されている方もおり、急ピッチで近代化がなされているようです。

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※右手奥の白い機体がそれです。幹線道路上で輸送されているものもありました。


とにかく活気が違います。
まだまだ、農作物の生産性は世界全体で上がりそうです。
日本も大きく変わらないとマズいな、という印象を受けました。
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