ファームさきくませ -くりやまさん家のコシヒカリ-

千葉県四街道市でコシヒカリを作っている水稲農家です。 現在はコシヒカリの他、飼料米や麦を扱う穀物部門。 さらに、栗やタケノコなどの山林作物の他、剪定・伐採・特殊伐採を行う山林部門を構えています。 日々のことを書いていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

2016年03月

今年の種まきが始まりました

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ども、初心忘れるべからず。
千葉県四街道市でコシヒカリを作っている水稲農家の 栗山 です。


今日から種まきを始めました。
昨年の田植え後にゲットした種まき機を利用したところ、ほとんどトラブルも無く快適に進みました。

P3310002


ちょっとはねちゃってますがこんな感じです。
左手前の機械が手回し式種まき機。
手前が種籾を入れる枠、後ろが覆土を入れる枠です。


P3310003


で、こちらもはねてしまっていますが、0.05mmの厚みのビニールシートを敷いて、その上に種を蒔いた苗箱を並べていきます。

P3310004


で、並べ終わったら上から保温保湿シートをかぶせていきます。
この状態で1週間~10日程度すると苗がしっかりと伸びるはずなので、そこで保温保湿シートを外します。
去年は、種まき後すぐの大雨で大失敗することになりました。
今回は、そうはならないように準備をしたつもりです。

ということで、今日は

 播種枚数 264枚
 種籾の量 約37kg(1枚あたり約140g)

という感じです。

ただ、準備に時間がかかったので、それさえなんとかなればもうちょっと出来たなと感じています。
明日は今日の残りの79枚を播種予定です(ギリギリです^^;)。

P3310005


お疲れ様でした~^^;



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苗箱の用意

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千葉県四街道市でコシヒカリを作っている水稲農家の 栗山 です。


今日から種まきを予定していたのですが、バタバタしてしまい種まきはとても出来ませんでした。
ということで31日に延期。
今日は苗箱の用意をしていました。

WP_20160329_12_49_44_Pro


苗箱のサイズは60cm×30cm
この苗箱に苗床として肥料をいれた土、またはスポンジの様なマットを敷きます。

WP_20160329_12_49_57_Pro


このマット1枚100円程度するのでなかなか高いというのが本音です。
でも、肥料の入った土を敷き詰めるのは結構な手間。
そう考えると、高いということは無いのかなと思うのですが・・・^^;

で、種まきの時に、このマットに水をたっぷり含ませて種籾を蒔きます。
さらにその上に土をかぶせて並べればできあがりです。

この種まき時の種籾量であったり、田植えの時の使用苗箱数はけっこう変わってきています。
今の主流は薄蒔き薄植え。
薄く植えても、そのおかげで分蘖がすすみ収穫量に変化が無いことがわかってきたからです。

 苗箱1枚あたり種籾

  昔 200g前後

  今 140g前後


 田圃10aあたり使用苗箱

  昔 20枚前後

  今 14枚前後


まとめると田圃10aあたりの

 種籾使用量が4kg → 2kg弱 (約1000円の圧縮)

 苗箱使用量が20枚 → 14枚 (約1000円の圧縮)

ということで昔に比べて10aあたり少なくとも2000円ほどの経費圧縮になります。

というわけで、今日は525枚の苗箱を用意しました
あと900枚ほど用意する必要がありますすが、まぁなんとかなるかなと思いつつドキドキしています。

WP_20160329_12_50_17_Pro

※これで半分くらい


なお、種籾をお風呂の残り湯につけました。
これで芽が出てくれると思います。

がんばりまっす!

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先物の話は封印

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千葉県四街道市でコシヒカリを作っている水稲農家の 栗山 です。


先物の件について。
色々なところで、先物市場での販売について話を伺ったのですが、あまり面白い返答は伺えませんでした。

何となくですが

 先物なんて危ないんじゃ無いの?

という感じ。
どちらかというと、

 生暖く見守られている

ようなものです。
ということで、あんまり人気の無い話をしても仕方がありませんので先物についてのお話は公開することは避けようと思います。
気にされていた方にはゴメンナサイです^^;


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昔なんて想像が付かないけれど、それって未来もって事だよね

先日、お葬式に行ってきました。
今回はお通夜、お葬式と受付をやっていたのですが、先輩方から色々と教えを受けました。
こういうことがあるから、世代の違う人との交わりは面白いです。

その中で、80を越えた爺さんからこんな話を聞きました。


戦時中は男手が少なかった。
でも凄いもんで田圃は何処もキレイになっていた。
大変だったよな。


今の小学校にレーダー基地があって近所の工廠を攻撃にグラマンが飛んでいた。
ちょうど電線ぐらいの高さ。
俺たちはムシロをもって農作業して、グラマンが来たらかぶって隠れたんだ。


最後の方は、空襲警報が鳴ってもみんな飛行機をみていたよ。
防空壕には入らないでさ。


昔はさ、冬でも水はずっと田圃に張ってあったんだよ。
想像付かないだろうけれどな。
山の近くの田圃は水があって、山が水をくれたんだよ。


トラクターが最初に来たときは、こんなの田圃に入れるのかって言い合ったよ。
でも、気がついたらみんなトラクターになっていた。


昭和40年ぐらいはガソリンの値段は42円。
ガソリンスタンドも一斗缶からガソリンを入れていた。
遠くに行くときは一斗缶にガソリンを入れて走ったよ。
舗装されている道路も少なくてパンクも多かった。


なんて話が聞けました。
なんだか、どこの国なのかって話なのだけれど、そういうことが実際にあったんだよね。
本当に想像も付かない。

けれど、その話を聞いて

 世の中って残念ながら
 常に変化をしているんだろう

と思いました。
もちろん戦後すぐの変化の大きさに比べると、今のそれは小さいのかも知れない。
けれど、 やっぱり世の中は変わって行っているんだと思う。

昔を想像することも難しいけれど、きっと明日のことだって本当は難しいのかも知れない。

だから世の中って面白いのかなとも思う。
もちろん大変だけれどさ。

とういわけで、明日へ向かってがんばっていきまっす♪ 


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新しいトラクターがほしいです

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千葉県四街道市でコシヒカリを作っている水稲農家の 栗山 です。


今日までは暖かい陽気でしたが、明日からまた寒くなるようですね。
風邪をひかないように、みなさんがんばりましょうね♪


さて、トラクターを大きなタイプのモノに更新しようと考えています。
当初はホイールタイプのモノよりもぬかるみに強いハーフクローラータイプのモノにしようと心に決めていました。

img_04


※株式会社クボタwebサイトより


このオニギリのようなモノが付いているのがハーフクローラーです。 

ですが、メンテナンスに非常にお金がかかります。
通常のタイヤタイプと違い部品点数が増えるために、メンテナンスにビックリするぐらいお金がかかります。
たとえば、このクローラーを真っ直ぐにしておくガイドレールというモノがあります。
ハーフクローラータイプのトラクターでは、小回りを多くするとこのガイドレールがすり減ります。
するとその交換に十万円単位のお金がかかります。
正直、家のような零細農家には重くのしかかる出費です。

1台、中古のハーフクローラートラクターが出てきたのですが・・・修理に100万円程かかりそう
流石に諦めました^^;

で、次に考えたのが50~60馬力クラスのホイール(タイヤタイプ)トラクター
大きなアタッチメントも扱えるので、とても便利です。

が、重すぎて緩い田圃では扱えないんじゃ無いかとのことでこれも却下。

そうして落ち着いたのが30~40馬力のホイールトラクター
400~500kgクラスのアタッチメントも扱えますし、そこまで重くもありません。
問題としては、車幅が広くなるので圃場への進入路を拡幅する必要がある場所もあります。

まっ、もちろん中古のものを希望しています。

でも、そんなに簡単には見つからないだろうと思っていました。
ボクの住んでいる地域は、大きな規模の農家は少ないので20馬力クラスが主流の地域。

 秋に見つかればラッキーだな~♪

なんて考えていたところ、なんと見つかってしまいました。


 クボタの36馬力ホイールトラクター
 1200時間弱(農機等は距離じゃ無く時間です)
 キャビン(雨が降っても快適♪)
 畑作で利用していた車
 ロータリーの耕耘爪はかなり減っている
 

ドライブハロー、かご車輪、ウェイトは購入する必要があるのですが、かなりリーズナブルな商品です!

でも、そんなに簡単にお金がホイホイ出せるわけでも無く融資を求めることにいたしました。
さてさて、どうなるものやら。

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