新年あけましておめでとうございます。 2021年、みなさまにご多幸が訪れることをお祈りいたしております。

さて、本年からは、すこしばかりシャッキリとした文体で、アプローチをしていきたいと考えております。
それも、常雇用をすることになりました。
つきましては、我が社で働く方に肩身の狭い思いをさせるわけになりません。
そういったこともあり、少々固くなる面があるかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、新年の計は元旦にあり、などと申しますが、すでに新年二日目でございますが、本年の大目標は以下の通りです。

 1:社会的責任感
 2:原点回帰
 3:2022年への準備
  
それぞれ確認します。

1の社会的責任感
これは、弊社がしっかりと企業化することを目指す、その最初の一歩、道しるべとして忘れてはならないことだと思います。

個人で仕事をするにあたっては、個人の利益を優先させることになります。
もちろん、それが悪いことではありません。
個人の幸せの上にことそ、社会の幸せが構築されるからです。
翻って、自分にとってこの会社(合同会社ファームさきくませ)が成長すること、そこから便益を受けられること、それは当然に僕自身の幸せに直結します。
しかし、会社と名乗るからには、社会的責任が当然存在するかと思います。
昨年辺りから多く耳にするようになった持続可能社会。それに貢献することも当然に求められることと思います。
また、従業員には当然がんばっていただくことになりますが、事業の発展だけで無く、従業員の満足度も”なかなかに難しいですが”高めていきたいと考えています。
具体的には、契約の細分化、明確化になると考えています。
今後、4月に契約の見直しを予定していますので、それまでには達成できるように考えております。

2の原点回帰
これは我が社名の「さきくませ」の想いを再確認することです。
「さきくませ」は古い日本語で、簡単にいえば「おたっしゃで」や「お元気で」、「さちあれ」などの意味になりますが、弊社においては弊社生産物の届く先に対して「さきくませ」という意味を含有しております。
弊社生産物の届いた先で、その方に「さちあれ」、さらに言えばその方の周辺にも「さちあれ」という意味で捉えています。
外国語で言えば英語の「Goodspeed」やイスラーム語の「مَعَ ٱلسَّلَامَةِ(マアッサラーマ)」に近いのかと考えています。
翻って、弊社が向かい合う方々に対して、「さきくませ」といえる仕事をしようということであります。
なかなかハードルの高い話しでございますが、改めて原点回帰です。

3の2022年への準備
これは前出の二つに比べてかなり現実的な目標になります。
弊社は2022年以降に大型投資を検討しています。
理由としては、稲作を取り巻く環境の変化、ならびにその変化に乗り遅れないために必要なことと考えております。
昨年、就農10年目にしてようやく光が見えてきたと考えておりますが、社会の動きはすこぶる速いです。ここで安心していたのでは、先々手の打ちようが無くなるだろうと考えています。
それは弊社の拠点としている地域が、水稲作において悪条件地であるからでもあります。しかし、外的条件を引き合いに出して歩みを止めるのでは、経営者失格。
怖い思いもありますが、それを超えていかなければ見えない景色を見てこようとしています。

以上、少し背伸びをしたお話でもあるかもしれません。
笑っていただいて結構です。
人間、笑われている内が一番楽ちん。
段々と笑われなくなりつつあり、それが怖いところなのですけれどね。

というわけで、新しい一年を

 背筋を伸ばして
 多くの方のアドバイスをいただいて
 それでも自分で決定して

行こうと考えております。
どうぞ、よろしくお願いいたします。


追伸
栗とタケノコの生産も行っております。まだ収益化が見えてきませんが、ご相談させていただけることがありましたら是非ともよろしくお願いいたします。
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