備忘録として、世界の穀物需給についてアナウンスをしています。

全体の需給見通しは「生産量は消費量を下回る見込み」。


出所:農林水産省大臣官房食料安全保障課国際需給動向把握担当

   米国農務省、3月10日(現地時間)
   2019/20年度の11回目の世界及び主要国の穀物・大豆に関する需給見通し


2019/20年度の穀物の生産量は消費量を下回る見込み


世界の穀物全体の需給の概要(見込み)
(1)生産量   26億6,655万トン(対前年度比 1.5%
(2)消費量   26億7,064万トン(対前年度比 1.0%増)
(3)期末在庫量 7億9,677万トン(対前年度比 0.5%
(4)期末在庫率 29.8%(対前年度差 0.5ポイント減)

 
《主な品目別の動向》
 
〈小麦〉
 世界の生産量は、インドやアルゼンチンで上方修正され、インドでは史上最高となること等から、前年度より増加する見通し。
 世界の消費量も増加する見通し。
 世界の生産量が消費量を上回り、期末在庫量は前年度より増加し、史上最高となる見通し。なお、トルコの輸入増に伴い、ロシアの輸出量が増加する見通し。

(1)生産量 7億6,449万トン(対前年度比 4.5%
EU、ウクライナインド、中国等で増加、カザフスタン豪州で減少
(2)消費量 7億5,493万トン(対前年度比 2.4%
EU、中国、インド等で増加
(3)期末在庫量 2億8,714万トン(対前年度比 3.4%
中国、インド等で増加、米国で減少
(4)期末在庫率 38.0%(対前年度差 0.4ポイント


〈とうもろこし〉
 世界の生産量は、南アフリカで降雨に恵まれ生産量がわずかに上方修正されたものの、前年度より減少する見通し。
 世界の消費量は、中国等で消費量が増加するものの、EU等で減少し前年度より減少する見通し。
 世界の生産量が消費量を下回り、期末在庫量は前年度より減少する見通し。

(1)生産量 11億1,201万トン(対前年度比 1.0%
南ア中国、ロシア等で増加、米国、メキシコ等で減少
(2)消費量 11億3,547万トン(対前年度比  0.8%
中国、米国等で増加、EU等で減少
(3)期末在庫量 2億9,734万トン(対前年度比 7.3%減)
中国、米国、メキシコ等で減少
(4)期末在庫率 26.2%(対前年度差 1.9ポイント減)

〈米(精米)〉
 
 世界の生産量は、タイで減産も、インドで生産量が上方修正されたことから、前年度並となる見通し。
 世界の生産量は消費量を上回り、期末在庫量は前年度より増加する見通し。

(1)生産量:4億9,931万トン(対前年度比0.0%減)
 (前月に比べインドで上方修正)
(2)消費量:4億9,232万トン(対前年度比1.2%増)
インド等で増加
(3)期末在庫量:1億8,230万トン(対前年度比4.0%増
・インド、中国等で増加
(4)期末在庫率:37.0%(対前年度差1.0ポイント

2.世界の大豆需給の概要(見込み)
 世界の生産量は、ブラジル、アルゼンチンで天候に恵まれたことにより生産量が上方修正されたものの、前年度より減少する見通し。
 世界の生産量が消費量を下回るため、期末在庫量は前年度より減少する見通し。

(1)生産量 3億4,176トン(対前年度比 4.7%減)
ブラジル、中国等で増加、米国等で減少 
(2)消費量 3億5,007万トン(対前年度比 2.1%増)
アルゼンチン等で増加。
(3)期末在庫量 1244万トン(対前年度比 8.4%
ブラジル、中国等で増加、米国等で減少。
 (前月に比べアルゼンチンで上方修正)
(4)期末在庫率 29.3%(対前年度差 3.4ポイント


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