備忘録として、世界の穀物需給についてアナウンスをしています。
全体の需給見通しは「生産量は消費量を下回る見込み」。
全体の需給見通しは「生産量は消費量を下回る見込み」。
出所:農林水産省大臣官房食料安全保障課国際需給動向把握担当
米国農務省、10月15日(現地時間)
2019/20年度の6回目の世界及び主要国の穀物・大豆に関する需給見通し
-2019/20年度の穀物の生産量は消費量を下回る見込み-
世界の穀物全体の需給の概要(見込み)
(1)生産量 26億5,968万トン(対前年度比 1.3%増)
(2)消費量 26億6,317万トン(対前年度比 0.8%増)
(3)期末在庫量 7億9,690万トン(対前年度比 0.4%減)
(4)期末在庫率 29.9%(対前年度差 0.4ポイント減)
《主な品目別の動向》
〈小麦〉
世界の生産量は、豪州で乾燥の影響が継続していること等から下方修正されたものの、EU等で上方修正されたこと等から前年度を上回る見通し。
一方、消費量は米国の飼料用需要の減少等から減少する見通し。
世界の生産量は消費量を上回り、期末在庫量は前年度より増加する見通し。
一方、消費量は米国の飼料用需要の減少等から減少する見通し。
世界の生産量は消費量を上回り、期末在庫量は前年度より増加する見通し。
(1)生産量 7億6,523万トン(対前年度比 4.8%増)
・EU、ウクライナ、インド、米国等で増加、カザフスタンで減少
(2)消費量 7億5,511万トン(対前年度比 2.5%増)
・EU、中国、インド等で増加
(3)期末在庫量 2億8,780万トン(対前年度比 3.6%増)
・中国、インド、EU等で増加
(4)期末在庫率 38.1%(対前年度差 0.4ポイント増)
〈とうもろこし〉
世界の生産量は、ロシアで増産となるものの、米国、エジプトで減産となること等から前年度を下回る見通し。
世界の消費量は前年度より減少する見通し。
世界の生産量が消費量を下回ることから期末在庫量は減少する見通し。
世界の消費量は前年度より減少する見通し。
世界の生産量が消費量を下回ることから期末在庫量は減少する見通し。
(1)生産量 11億401万トン(対前年度比 1.7%減)
・南ア、ロシア等で増加、米国、中国等で減少
(2)消費量 11億2,549万トン(対前年度比 1.3%減)
・南ア、ロシア等で増加、米国、中国等で減少
(2)消費量 11億2,549万トン(対前年度比 1.3%減)
・中国、ブラジル等で増加、米国、EU 等で減少
(3)期末在庫量 3億255万トン(対前年度比 6.6%減)
・中国、米国、メキシコ等で減少
(前月に比べブラジルで上方修正、米国で下方修正)
(4)期末在庫率 26.9%(対前年度差 1.5ポイント減)
(前月に比べブラジルで上方修正、米国で下方修正)
(4)期末在庫率 26.9%(対前年度差 1.5ポイント減)
〈米(精米)〉
世界の生産量は、インドで上方修正されたものの、前年度より減少する見通し。
しかし、世界の生産量は消費量を上回り、期末在庫量は前年度より増加する見通し。
しかし、世界の生産量は消費量を上回り、期末在庫量は前年度より増加する見通し。
(1)生産量:4億9,777万トン(対前年度比0.2%減)
・中国、インド等で減少
(前月に比べインドで上方修正)
(2)消費量:4億9,454万トン(対前年度比1.0%増)
(3)期末在庫量:1億7,509万トン(対前年度比1.9%増)
・中国等で増加
(4)期末在庫率:35.4%(対前年度差0.3ポイント増)
・中国、インド等で減少
(前月に比べインドで上方修正)
(2)消費量:4億9,454万トン(対前年度比1.0%増)
(3)期末在庫量:1億7,509万トン(対前年度比1.9%増
・中国等で増加
(4)期末在庫率:35.4%(対前年度差0.3ポイント増)
2.世界の大豆需給の概要(見込み)
世界の生産量は、前年度減産となったブラジルで史上最高となるものの、米国で単収の下方修正等により減産となること等から、前年度より減少する見通し。
世界の生産量が消費量を下回るため、期末在庫量は前年度を下回る見通し。
世界の生産量は、前年度減産となったブラジルで史上最高となるものの、米国で単収の下方修正等により減産となること等から、前年度より減少する見通し。
世界の生産量が消費量を下回るため、期末在庫量は前年度を下回る見通し。
(1)生産量 3億3,897万トン(対前年度比 5.5%減)