備忘録として、世界の穀物需給についてアナウンスをしています。

全体の需給見通しは、前年度に引き続き「生産量は消費量を下回る見込み」。


出所:農林水産省大臣官房食料安全保障課国際需給動向把握担当

   米国農務省、3月8日(現地時間)
   2018/19年度の11回目の世界及び主要国の穀物・大豆に関する需給見通し


2018/19年度の穀物の生産量は消費量を下回る見込み

世界の穀物全体の需給の概要(見込み)
(1)生産量   26億646万トン(対前年度比 0.3%
(2)消費量   26億4,014万トン(対前年度比 1.6%増)
(3)期末在庫量 7億7,895万トン(対前年度比 4.1%減)
(4)期末在庫率 29.5%(対前年度差 1.8ポイント減)

 
《主な品目別の動向》
 
〈小麦〉
 世界の生産量は、カザフスタン等での下方修正など旧ソ連諸国の乾燥の影響から前年度より減少す る見込み。
 世界の消費量は、インドで下方修正され、前年度より減少する見込み。
 世界の消費量は生 産量を上回り、期末在庫量は前年度より減少する見込み。また、米国では、EU との輸出競争から輸出量で下方修正されたため、期末在庫量で上方修正された。

(1)生産量 7億3,300万トン(対前年度比 3.9%減)
米国等で増加、EU、ロシア、豪州、中国等で減少。
(2)消費量 7億4,209万トン(対前年度比 0.3%
中国で増加、EU、ロシア等で減少
 (前月に比べインドで上方修正)
(3)期末在庫量 2億7,053万トン(対前年度比 3.2%減)
中国、インド等で増加、ロシア、EU等で減少。
 (前月に比べ、インドで上方修正)
(4)期末在庫率 36.5%(対前年度差 1.1ポイント減)


〈とうもろこし〉
 アルゼンチンで降雨に恵まれ前年度より増加すること等から、世界の生産量は前年度より増加する見込み。
 世界の消費量は生産量を上回り、期末在庫量は前年度より減少の見込み。米国では、バイオエタノール向け需要の下方修正や、南米諸国との輸出競争による輸出量の下方修正から期末在庫量が上方修正された。

(1)生産量 11億116万トン(対前年度比 2.3%増)
アルゼンチン、ブラジル、ウクライナ等で増加、米国、南アで減少
(2)消費量 11億3,379万トン(対前年度比  4.4%増)
中国、EU、ブラジル等で増加
(前月に比べ、中国で上方修正)
(3)期末在庫量 3億853万トン(対前年度比 9.6%減)
・アルゼンチンで増加、中国、米国、EU、メキシコ等で減少
 (前月に比べ、米国で上方修正、中国で下方修正)
(4)期末在庫率 27.2%(対前年度差 4.2ポイント減)

〈米(精米)〉
 世界の生産量は、インドで夏期の降雨に恵まれ史上最高となる見通しから、前年度より増加する見通し。
 世界の生産量は消費量を上回り、期末在庫量は前年度より増加する見込み。

(1)生産量:5億157万トン(対前年度比1.3%増)
・インド等で増加
 (前月に比べ、インドで上方修正)
(2)消費量:4億9,197万トン(対前年度比1.9%増)
・インド等で増加
(3)期末在庫量:1億7,219万トン(対前年度比5.9%増
・中国、インド等で増加
 (前月に比べ、インドで上方修正)

(4)期末在庫率:35.0%(対前年度差1.3ポイント増

2.世界の大豆需給の概要(見込み)
 世界の生産量は、ブラジル中西部等で乾燥による単収の低下から減少するものの、アルゼンチンでの増加等から、前年度より増加する見込み。
 消費量は中国で搾油需要の低下により下方修正された。
 世界 の生産量は消費量を上回り、期末在庫量は前年度より増加する見込み。

(1)生産量 3億6,008万トン(対前年度比 5.8%増)
アルゼンチン、米国等で増加、ブラジルで減少
(2)消費量 3億4,849万トン(対前年度比 3.1%増)
アルゼンチンで増加。
(3)期末在庫量 1億717万トン(対前年度比 8.7%増)
米国、アルゼンチン等で増加、ブラジル等で減少。
(4)期末在庫率 30.8%(対前年度差 1.6ポイント増)


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