備忘録として、世界の穀物需給についてアナウンスをしています。

全体の需給見通しは、前年度に引き続き「生産量は消費量を下回る見込み」。


出所:農林水産省大臣官房食料安全保障課国際需給動向把握担当

   米国農務省、12月11日(現地時間)
   2018/19年度の8回目の世界及び主要国の穀物・大豆に関する需給見通し


2018/19年度の穀物の生産量は消費量を下回る見込み

世界の穀物全体の需給の概要(見込み)
(1)生産量   25億9,8179万トン(対前年度比 0.7%
(2)消費量   26億4,250万トン(対前年度比 1.7%増)
(3)期末在庫量 7億6,658万トン(対前年度比 5.5%減)
(4)期末在庫率 29.0%(対前年度差 2.2ポイント減)

 
《主な品目別の動向》
 
〈小麦〉
 世界の生産量は、カナダで上方修正も豪州における乾燥被害による下方修正から、前月より下方修正され、前年度より減少する見込み。
 世界の消費量は、インド等の増加により、前年度より増加する見込み。
 世界全体の消費量は、生産量を上回り、期末在庫量は、前年度より減少する見込み。

(1)生産量 7億3,341万トン(対前年度比 3.9%減)
米国等で増加、ロシア、EU、豪州等で減少。
(2)消費量 7億4,525万トン(対前年度比 0.1%増)
インド、中国等で増加、EU、ロシア等で減少
(3)期末在庫量 2億6,810万トン(対前年度比 4.2%減)
中国等で増加、ロシア、米国、EU、豪州等で減少。
(4)期末在庫率 36.0%(対前年度差 1.6ポイント減)


〈とうもろこし〉
 世界の生産量は、ウクライナで生産量が史上最高となること等から、前年度より増加する見込み。
 世界全体の消費量は、米国でバイオエタノール向け需要が下方修正されたものの、中国、EU等での増加により生産量を上回り、期末在庫量は減少の見込み。

(1)生産量 10億9,991万トン(対前年度比 2.2%増)
ブラジル、アルゼンチン、ウクライナ等で増加、中国で減少。
(2)消費量 11億3,131万トン(対前年度比  4.2%増)
中国、EU、米国、ブラジル等で増加。
(3)期末在庫量 3億880万トン(対前年度比 9.2%減)
アルゼンチンで増加、中国、米国、EU、メキシコ等で減少。
(4)期末在庫率 27.3%(対前年度差 4.0ポイント減)

〈米(精米)〉
 世界の生産量は、前月より上方修正されたものの、前年度より減少する見通し。
 なお、生産量が消費量を上回ることから、期末在庫量は前年度より増加する見込み。

(1)生産量 4億9,114万トン(対前年度比 0.8%減)
中国等で減少。
(2)消費量 4億8,956万トン(対前年度比 1.4%増)
(3)期末在庫量 1億6,325万トン(対前年度比 1.0%
中国等で増加。
(4)期末在庫率 33.3%(対前年度差 0.1ポイント
 

2.世界の大豆需給の概要(見込み)
 世界の生産量は、米国に加え、ブラジル中西部で天候に恵まれ単収が増加すること等から、前年度より増加する見込み。
 世界の生産量は、消費量を上回り、期末在庫量は、前年度より増加する見込み。

(1)生産量 3億6,920万トン(対前年度比 8.8%増)
・アルゼンチン、米国等で増加。
(2)消費量 3億5,153万トン(対前年度比 4.6%増)
アルゼンチン、中国等で増加。
(3)期末在庫量 1億1,533万トン(対前年度比 13.8%増)
米国、アルゼンチン等で増加、ブラジル、中国等で減少。
(4)期末在庫率 32.8%(対前年度差 2.7ポイント増)


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