備忘録として、世界の穀物需給についてアナウンスをしています。

全体の需給見通しは、前年度に引き続き「生産量は消費量を下回る見込み」。


出所:農林水産省大臣官房食料安全保障課国際需給動向把握担当

   米国農務省、9月12日(現地時間)
   2018/19年度の5回目の世界及び主要国の穀物・大豆に関する需給見通し


2018/19年度の穀物の生産量は消費量を下回る見込み

世界の穀物全体の需給の概要(見込み)
(1)生産量   25億6,735万トン(対前年度比 0.1%
(2)消費量   26億2,045万トン(対前年度比 1.7%増)
(3)期末在庫量 5億9,044万トン(対前年度比 8.3%減)
(4)期末在庫率 22.5%(対前年度差 2.4ポイント減)

 
《主な品目別の動向》
 
〈小麦〉
 世界の生産量は、豪州やカナダで乾燥により下方修正されるも、ロシアで冬小麦の収穫量の上方修正等から前月より上方修正された。
 世界の消費量は、中国等の増加により、前年度より増加する見込み。
 世界全体の消費量は、生産量を上回り、期末在庫量は、前年度より減少する見込み。

(1)生産量 7億3,300万トン(対前年度比 3.3%減)
米国等で増加、ロシア、EU等で減少
 (前月に比べ、ロシア、インド等で上方修正、豪州等で下方修正)
(2)消費量 7億4,606万トン(対前年度比 0.7%増)
・中国、インド、米国等で増加、EU、ロシア等で減少
 (前月に比べロシア等で上方修正)
(3)期末在庫量 2億6,129万トン(対前年度比 4.8%減)
中国で増加、米国、EUロシア等で減少
 (前月に比べ、インド、ロシアで上方修正)
(4)期末在庫率 35.0%(対前年度差 2.0ポイント減)


〈とうもろこし〉
 世界の生産量は、米国で前月に引き続き単収が上方修正され、生産量が前年度を上回り史上 2 位となること等から、前年度より増加する見込み。
 世界全体の消費量は、中国、EU 等での増加により生産量を上回り、期末在庫量は減少の見込み。

(1)生産量 10億6,900万トン(対前年度比 3.4%増)
ブラジル中国、アルゼンチン、ウクライナ、米国等で増加
 (前月に比べ、米国で上方修正)
(2)消費量 11億612万トン(対前年度比  3.6%増)
・中国、EU、米国、ブラジル等で増加
 (前月に比べ、EU等で上方修正)
(3)期末在庫量 1億5,703万トン(対前年度比 19.1%減)
中国、米国、EU、メキシコ等で減少
 (前月に比べ、米国で上方修正)
(4)期末在庫率 14.2%(対前年度差 4.0ポイント減)

〈米(精米)〉
 世界の生産量は、作付面積や単収が減少した中国等で減少することから、前年度より減少する見込み。
 世界の消費量は、生産量を上回り、期末在庫量は前年度より減少する見込み。

(1)生産量 4億8,716万トン(対前年度比 0.9%減)
中国、インド等で減少。
(2)消費量 4億8,839万トン(対前年度比 1.1%増)
(3)期末在庫量 1億4,440万トン(対前年度比 0.8%減)
・インド等で減少
(4)期末在庫率 29.6%(対前年度差 0.6ポイント減)
 

2.世界の大豆需給の概要(見込み)
 世界の生産量は、米国で前月に引き続き単収が上方修正され、生産量が史上最高となること等から、 前年度より増加する見込み。
 世界の生産量は、消費量を上回り、期末在庫量は、前年度より増加する見込み。

(1)生産量 3億6,932万トン(対前年度比 9.6%増)
・アルゼンチン、米国等で増加
(前月に比べ、米国で上方修正)
(2)消費量 3億5,301万トン(対前年度比 4.8%増)
・アルゼンチン、中国等で増加
(3)期末在庫量 1億826万トン(対前年度比 14.3%増)
米国、アルゼンチン等で増加
(4)期末在庫率 30.7%(対前年度差 2.6ポイント増)


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