備忘録として、世界の穀物需給についてアナウンスをしています。
精米付いては、北米等での作付面積の拡大等もあり需給は改善。


出所:農林水産省大臣官房食料安全保障課国際需給動向把握担当

   米国農務省、9月12日(現地時間)
   2017/18年度の5回目の世界及び主要国の穀物・大豆に関する需給見通し


2017/18年度の穀物の生産量は消費量を下回り、大豆の生産量は消費量を上回る見込み

世界の穀物全体の需給の概要(見込み)
(1)生産量   25億4,473万トン(対前年度比 2.3%減)
(2)消費量   25億6,552万トン(対前年度比 0.4%減)
(3)期末在庫量 6億1,691万トン(対前年度比 3.3%減)
(4)期末在庫率 24.0%(対前年度差 0.7ポイント減)

 
《主な品目別の動向》
 
〈小麦〉
 生産量は、ロシアで冬小麦の単収が上昇し、春小麦の作柄も極めて良好であることから史上最高、インド、EU等でも増加するものの、米国でデュラム小麦・春小麦が大平原北部の厳しい乾燥により減少、豪州で乾燥により減少、カナダでも主産地の乾燥により減少が見込まれること等から、世界全体では前年度を下回る見込み。
 また、消費量は、中国、
カナダ等で減少することから前年度を下回る見込み。世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。

(1)生産量 7億4,485万トン(対前年度比 1.1%減)
インド、ロシア、EU等で増加、米国、豪州、カナダ等で減少
(前月に比べ、ロシア等で上方修正)
(2)消費量 7億3,754万トン(対前年度比 0.2%減)
・ロシア等で増加、中国、カナダ等で減少
(3)期末在庫量 2億6,314万トン(対前年度比 2.9%増)
・中国、ロシア等で増加、米国、豪州等で減少
(4)期末在庫率 35.7%(対前年度差 1.0ポイント増)

〈とうもろこし〉
 生産量は、米国、南アフリカ、中国等で減少が見込まれることから、世界全体では前年度を下回る見込み。また、消費量は、中国、米国等で増加するものの、南アフリカ等で減少することから前年度を下回る見込み。世界全体の生産量は消費量を下回り、期末在庫率は前年度より低下。
 なお、ウクライナでは、8月を通して高温・乾燥型の天候となり、単収の低下が見込まれることから、生産量が前月から100万トン下方修正された。また、アルゼンチンでは、生産量が前月から200万トン上方修正され、史上最高となる見込み。

(1)生産量 10億3,263万トン(対前年度比 3.6%減)
米国、南アフリカ、中国、ブラジル等で減少
(前月に比べ、アルゼンチン等で下方修正)
(2)消費量 10億5,713万ト
ン(対前年度比  0.1%減)
・中国、米国等で増加
(3)期末在庫量 2億247万トン(対前年度比 10.8%減)
中国等で減少
(4)期末在庫率 19.2%(対前年度差 2.3ポイント減)

〈米(精米)〉
 生産量は、タイ等で増加するものの、米国で作付期にアーカンソー州北東部及びミズーリ州南東部で洪水が発生、また、カリフォルニア州では土壌水分が過剰であったことにより収穫面積の減少が見込まれること等から、世界全体では前年度を下回る見込み。
 また、
消費量は、タイ、中国等で減少することから前年度を下回る見込み。世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。
 
(1)生産量 4億8,336万トン(対前年度比 0.6%減)
(前月に比べ、インド等で上方修正)
(2)消費量 4億8,017万トン(対前年度比 0.5%減)
(3)期末在庫量 1億2,352万トン(対前年度比 2.7%増)
・中国等で増加
(4)期末在庫率 25.7%(対前年度差 0.8ポイント増)
 

2.世界の大豆需給の概要(見込み)
 生産量は、米国、中国で収穫面積の増加等により増加が見込まれるものの、ブラジル等で減少が見込まれることから、世界全体では前年度を下回る見込み。
 また、
消費量は、中国等で増加することから史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を上回るものの、期末在庫率は前年度より低下。

(1)生産量 3億4,844万トン(対前年度比 0.9%減)
・米国等で増加、ブラジル等で減少
(2)消費量 3億4,430万トン(対前年度比 4.4%増)
・中国等で増加 
(3)期末在庫量 9,753万トン(対前年度比 1.6%増)
・米国等で増加、ブラジル等で減少
(4)期末在庫率 28.3%(対前年度差 0.8ポイント減)

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