備忘録として、世界の穀物需給についてアナウンスをしています。
精米付いては、北米等での作付面積の拡大等もあり需給は改善。


出所:農林水産省大臣官房食料安全保障課国際需給動向把握担当

   米国農務省、6月9日(現地時間)
   2017/18年度の2回目の世界及び主要国の穀物・大豆に関する需給見通し


2016/17年度の穀物の生産量は消費量を下回り、大豆の生産量は消費量を上回る見込み
※現時点では、北半球は作付作業中、南半球では未だ作付作用が始まっていないため、本報告は極めて暫定的なものである

世界の穀物全体の需給の概要(見込み)
(1)生産量   25億3,090万トン(対前年度比 2.6%減)
(2)消費量   25億6,398万トン(対前年度比 0.2%減)
(3)期末在庫量 6億272万トン(対前年度比 5.2%減)
(4)期末在庫率 23.5%(対前年度差 1.2ポイント減)

 
《主な品目別の動向》
 
〈小麦〉
 生産量は、インド、EU、中国等で増加するものの、米国で冬小麦の収穫面積が100年以上ぶりの低水準となることから減少、豪州、ロシア等でも減少が見込まれることから、世界全体では前年度を下回る見込み。
 また、消費量は、
中国等で減少することから前年度を下回る見込み。世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。

(1)生産量 7億3,953万トン(対前年度比 1.9%減)
・インド、EU、中国等で増加米国豪州ロシア等で減少
(前月に比べ、ロシア等で上方修正)
(2)消費量 7億3,477万トン(対前年度比 0.7%減)
中国等で減少
(3)期末在庫量 2億6,119万トン(対前年度比 1.9%増)
・中国等で増加、米国、カナダ等で減少
(4)期末在庫率 35.5%(対前年度差 0.9ポイント増)

〈とうもろこし〉
 生産量は、米国で、中国等で減少が見込まれることから、世界全体では前年度を下回る見込み。
 また、
消費量は、中国、EU等で増加することから史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を下回
り、期末在庫率は前年度より低下。
 なお、カナダでは、オンタリオ州及びケベック州で5月に湿潤型の天候に見舞われ、播種作業の遅れや単収の低下が見込まれることから、2017/18年度の生産量が前月から80万トン下方修正された。
 また、ブラジルでは、5月に平年を超える降雨に恵まれ単収の上昇が見込まれることから、2016/17年度の生産量が前月から100万トン上方修正された。

(1)生産量 10億3,186万トン(対前年度比 3.3%減)
米国、中国、南アフリカ、ブラジル、メキシコ等で減少
(2)消費量 10億6,212万トン(対前年度比  0.7%増)
・中国、EU等で増加
(3)期末在庫量 1億9,433万トン(対前年度比 13.5%減)
中国、米国等で減少
(4)期末在庫率 18.3%(対前年度差 3.0ポイント減)

〈米(精米)〉
 生産量は、タイ等で増加するものの、インド等で減少が見込まれることから、世界全体では前年度を下回る見込み。
 また、消費量は、中国等で減少するものの、
インド、タイ等で増加することから史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。
 
(1)生産量 4億8,104万トン(対前年度比 0.4%減)
・インド等で減少 
(2)消費量 4億7,972万トン(対前年度比 0.0%増)
(3)期末在庫量 1億2,055万トン(対前年度比 1.1%増)
・中国等で増加
(4)期末在庫率 25.1%(対前年度差 0.3ポイント増)
 

2.世界の大豆需給の概要(見込み)
 生産量は、中国等で増加するものの、ブラジル、米国等で減少が見込まれることから、世界全体では前年度を下回る見込み。
 また、消費量は、中国、
米国等で増加することから史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を上回るものの、期末在庫率は前年度より低下。

(1)生産量 3億4,467万トン(対前年度比 1.9%減)
・ブラジル等で減少
(2)消費量 3億4,421万トン(対前年度比 3.9%増)
・中国等で増加 
(3)期末在庫量 9,222万トン(対前年度比 1.1%減)
(4)期末在庫率 26.8%(対前年度差 1.3ポイント減)

ブログランキング・にほんブログ村へ