●----------------●
     お米の注文はこちら
●----------------●
ども、初心忘れるべからず。
千葉県四街道市でコシヒカリを作っている水稲農家の 栗山 です。


みなさん、こんばんは。
早速ですが 富士山 に登ってきました。

農作業に追われまくっていて、かなりストレスが溜まっていました。
そんな中で、富士山の山開きのニュースを聞いたので、えいやと行ってきてしまいました。

午前中に用事を済ませ、急いで電車に飛び乗って富士山の五合目に到着したのは16時頃

P7030200


山頂には見事に笠がかかっているので、

 こりゃ明日の山頂は期待出来ないかな・・・

と半ば諦めつつ、1時間ほど身体を慣らして、登山開始は17時
急に思い立ったので、今回はソロでの登山。
8月の北アルプス前に3000m級の山に登りたかったので、練習登山にちょうど良いかな。
というわけで、今回は久しぶりの登山と言うこともあり、とにかくゆっくり行くことを意識
 

P7030204
 

眼下に広がる景色に心が躍ります♪
それ程ながい休憩は取らずにゆっくりゆっくりと登っていきます。

P7030227


まだ静岡県側の登山口がひらいていないため、多くの登山客が訪れる吉田口ルートもガラガラ。
ストレスも全くなく、とっても気が楽です。

今回は本七合目(2900m)にある 鳥居荘 にて一泊。
山小屋からは麓の町の夜景に

P7030231


満天の星空が見えます。

P7040240


けれど、ちょっと町の明かりが強くて少し複雑な気分。
20時過ぎには消灯。
若干頭が痛いけれど、今まででは一番調子が良い感じ。

翌朝4:20分頃に

P7040257


御来光に顔がほころびます。
そして、5:00出発。

P7040269


空の青さがまぶしいのですが、徐々に雲が出てきます。

P7040277


この雪渓は麓からもしっかりと目にすることが出来ます。
そうして山小屋を出発して5時間後、つに山頂に到着!!

でも・・・

 真っ白w

P7040287

※山頂域は静岡側なのでまだ山小屋やトイレの営業はされていません。


やっぱりね

とは思ったけれど、これでおはち巡りを諦めることに。
というわけで、山頂域には10分程度の滞在で下山開始。

この決断が、後々自分を助けることになります。

さて、下山を開始すると直ぐに青空が現れます。

P7040288


上空を凄い早さで雲が流れていき、

 少し我慢していれば、もしかしたら晴れたかも

なんて思いがチラッと脳裏をよぎります。
とはいえ、 もう下山開始しちゃったのだから仕方が無いと腹をくくって下りていきます。

P7040297


どうです?
こんなにガラガラな富士山ってなかなか無いですよ♪
もちろんウキウキしていたのですが、残念なことに徐々に頭の痛さが強くなってきます。
8合目あたりからは食欲も無くなります。

そう悔しいかな

 高山病

が襲いかかってきます。
途中の登山道で、横に突っ伏してみたりして

 もうどうでもいいや、このまま寝ちゃおうかな

なんて、思いがチラチラと浮かびます。 
もちろんソロ登山でそんなことしちゃダメ。
辛いのを我慢して立ち上がります。

P7040300


いつになったら下山出来るんだよ・・・。


P7040302


随分、下界が近くなってきているように感じるんだけれど・・・。

P7040304


追い抜いて行く白人の二人連れはもうあんなに小さくなっちゃって・・・。


とへこたれへこたれ、なんとか五合目に着いたのは14時すぎ。
もし、山頂で待機をして、おはち巡りなんてやっていたら、多分暗くなってようやく下山となっていたかも知れません。

疲れが溜まっていたのが原因かも知れませんが、やっぱり高度順応が全く出来ていませんでした。
次回行く際には、谷川岳か木曽駒ヶ岳あたりの3000m近辺の山に出向いた後に行った方が良いかもしれません。

それはともかく、下山後直ぐにバスに乗ることが出来て、河口湖駅に着いた頃にはすっかり元気になっていました。
さらに、東京行きのバスへの連絡もたったの10分で、あれよあれよという間に戻ることが出来ました。

なお、東京行きのバスに乗ってしばらくしたら


P7040312


富士山の周りに真っ黒な雲が。
その後直ぐに、ものすごい雷雨に見舞われて、帰りの東名高速からは陣馬山あたりへの落雷を目撃したり、いやーホント間一髪ってなもんでした。

あれだけキツイ思いをしたのですが、それでも山に登っている間は余計なことを考えることも無く、とても良いリフレッシュが出来ました。
多少無理をしても、登ってきて良かったと思っています♪

P7040282


なお、今回の装備は

20Lバックパック
ダウン(使わず)
カッパ(使わず)
フリース
ウインドブレーカー
軽アイゼン(使わず)
スパッツ
替えの下着
ストック
ハイドレーション(水2L)
水(500ml×2)
行動食(ナッツ、チョコ、柿の種のミックス約400g・ウイダーインゼリー)
晩ご飯(オニギリ×2)
懐中電灯&ヘッドライト
エマージェンシーキット 

といったところ(細かい物は割愛)。
そして、登山タイムは以下の通りです。

17:00 五合目スタート
17:45 六合目
18:45 七合目
19:20 本七合目 鳥居荘
20:00 就寝

04:15 起床
05:05 鳥居荘出発
06:45 八合目白雲荘 朝食
07:50 本八合目
08:20 八合五勺
09:10 九合目
10:00 頂上域到着

10:10 下山開始
10:55 本八合目
11:10 須走口吉田口分岐
12:00 吉田口避難小屋
12:40 七合目公衆トイレ
14:10 五合目到着

登りは基準タイムから遅れていますが、下りは基準タイム内に収まりました。
とはいえ、ガラガラの状況でのものですので、これが混雑している状態ですと1~1時間半くらいは余計にかかったかもしれません。

もしよかったら富士登山の参考にしていただければ幸いです。
 

ブログランキング・にほんブログ村へ