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ども、初心忘れるべからず。
千葉県四街道市でコシヒカリを作っている水稲農家の 栗山 です。


今日から種まきを予定していたのですが、バタバタしてしまい種まきはとても出来ませんでした。
ということで31日に延期。
今日は苗箱の用意をしていました。

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苗箱のサイズは60cm×30cm
この苗箱に苗床として肥料をいれた土、またはスポンジの様なマットを敷きます。

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このマット1枚100円程度するのでなかなか高いというのが本音です。
でも、肥料の入った土を敷き詰めるのは結構な手間。
そう考えると、高いということは無いのかなと思うのですが・・・^^;

で、種まきの時に、このマットに水をたっぷり含ませて種籾を蒔きます。
さらにその上に土をかぶせて並べればできあがりです。

この種まき時の種籾量であったり、田植えの時の使用苗箱数はけっこう変わってきています。
今の主流は薄蒔き薄植え。
薄く植えても、そのおかげで分蘖がすすみ収穫量に変化が無いことがわかってきたからです。

 苗箱1枚あたり種籾

  昔 200g前後

  今 140g前後


 田圃10aあたり使用苗箱

  昔 20枚前後

  今 14枚前後


まとめると田圃10aあたりの

 種籾使用量が4kg → 2kg弱 (約1000円の圧縮)

 苗箱使用量が20枚 → 14枚 (約1000円の圧縮)

ということで昔に比べて10aあたり少なくとも2000円ほどの経費圧縮になります。

というわけで、今日は525枚の苗箱を用意しました
あと900枚ほど用意する必要がありますすが、まぁなんとかなるかなと思いつつドキドキしています。

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※これで半分くらい


なお、種籾をお風呂の残り湯につけました。
これで芽が出てくれると思います。

がんばりまっす!

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