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ども、初心忘れるべからず。
千葉県四街道市でコシヒカリを作っている水稲農家の 栗山 です。


先日、新たに借りることになった田圃に行ってきました。
そうしたら、

むむっ(-_-;)

田面が緩い。

これじゃあ、トラクターを入れるわけにはいかないねぇ

ということで、上の畦のすぐ下に開渠を掘ることにしました
これで余計な水を逃がして田面を固めます!

でも、これが大変。

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左側が借り入れた田圃。
4時間くらいかけて25m程掘りましたが、まだまだ。
正直きついです^^;

でもって、今朝は先日も伺った朝活(朝活に行ってきました)
今日のテーマは

 ○○を教えて下さい

ということで、仕事のことで相談をしたところ

 社労士に聞こう

というアドバイスやら、お米の販売についての相談やら色々と役に立つことばかりでした。

そして、その後は君津まで出向いてセミナー(農業法人化研修会)を受けてきました。

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現在、多くの農家の方が法人化について検討をしております。
ボクも行政の窓口を訪ねたところ、このセミナーを案内され

 とりあえずまー受けてみますか

といった感じで足を運びました。
最初は、寝落ちしないだろうかと心配していたのですが、思いの外面白い話が聞けました。
大きく分けると次の二点。

 ・法人税減税の影響もあり法人へ舵を切った方が得
 ・融資制度の高度化もあり、法人の方が資金獲得の方法が多い

特に、二つ目の件は目から鱗でした。
融資というと普通は借り入れとなりますが、現在は出資型の融資もあるとのこと。

たとえば、大型機械や大型施設の設置をすると大きな借り入れをすることになります。すると直ぐに資本比率が悪化するために、金融機関からの融資が難しくなります。
そこで、出資という形で融資をすることにより運転資金の確保を図ることが出来ます。もちろん、資本比率の改善もみられますので、運転資金としての短期融資が受けやすくなります。
返済は株式を買い戻すという形で行うところが面白いです。

なお、この出資に対する割当株は 譲渡制限付き無議決権株式 になります。

要は、法人の独立性は残されるということ。
つまり、口出しをされて、追い出されてしまうということはないというわけです。

もちろん、株主に対する事業報告や、出資者からの業務に対する指導などは別の形で存在するそうですし、保証料の代わりにコンサルタント料を徴収するケースは存在するそうです。

なかなか面白いことをしているなと思いました。
そんな話を聞きながら、僕自身も先々の資金繰りなどについておぼろげながら道筋が見えてきました。

というわけで、今シーズンをしっかりと走りきって、法人化への道筋をしっかりとしたものにしようと考えています。

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