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ども、初心忘れるべからず。
千葉県四街道市でコシヒカリを作っている水稲農家の 栗山 です。


この時期は

 田圃の修理
 肥料撒き(有機質肥料)
 トラクター耕

などを行っております。
今日は、また地権者にはんこを押してもらいに行った後、田圃の修理をしてきました。

今回は、揚水側から田圃に入る場所の修繕。
なにもしておかないと、ドンドン壊れてしまい、トラクターの乗り入れも出来なくなりますし、水のコントロールも出来なくなります。

これは330mm幅のU字溝を裏返したモノ。

WP_20160207_16_46_01_Pro


でも、単純に裏返しただけだとドンドン埋まっていってしまうので、2×4の木を下に引き、砂で埋めた上にU字溝を置いて沈まないようにしています

他にも、壊れきっている揚水路に土嚢を積んで補修しました。

WP_20160207_16_46_33_Pro

 
手前側が水が流れる部分です。
まるっきり壊れてしまった箇所なのでこのあと土を盛っていきます。


で、まぁけっこうヘロヘロになっていたのですが、その後は離農する友人のお見送り会。
近所のおそば屋さんで集まったのですが、やっぱり正直寂しいというのが本音。


 これやこの 行くも帰るも 別れては
 知るも知らぬも 逢坂の関

 蝉丸


出会いがあれば別れもあるのは当然の話な訳で、それでもそれを寂しく思えるのも当然なわけですよね。
そういうわけで、そういう瞬間にいられるって事がスペシャルなのでしょうね。


なお、彼女は子供が出来て離農し旦那も職人を辞めて営業職になるとか。
サラリーマンでないと 普通の生活=幸せな生活 って出来ないのだろうかと考えてしまった。

でも、そういうのって今の農業の資本効率が悪いって事なのかも知れないなぁ、なんてぼんやりと考えていました。

頑張って、農家のイメージを払拭してやろうと気持ちを新たにした夜でした。


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