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ども、初心忘れるべからず。
千葉県四街道市でコシヒカリを作っている水稲農家の 栗山 です。


今日も暖かくて、というか熱くて、なんだか変な感じ。

sun


きっと虫が死んでくれなかったり、雑草が痛めつけられなかったり、困ったことになりそうですよね~。

で、そんな中、今日は肥料15kg袋を77袋撒いていました
1日かけて約8000㎡ほどしか撒けませんでした。

現在は、

 フサコガネを植える田んぼへは 窒素分 9.36kg (7.49kg)
 コシヒカリを植える田んぼへは 窒素分 4.68kg (3.74kg)

 ※()内は無機化率勘案後の値


を与えることとしています。
なお、今回はほとんどを鶏糞で撒くため、無機化率を考えるとおおよそ80%程度が基肥として利用出来るものと考えています。
無機化率とは、有機質肥料がある一定期間で無機質になる割合のことです
また、この無機化に時間がかかる肥料の場合には、微生物が有機質肥料を無期分解するために大量の窒素を使うので窒素飢餓の症状を呈することがあります。
とはいえ、鶏糞の場合には素早く無機化されるのであまり窒素飢餓の症状は考えなくても良いのかなと思っています。

今月中にあと6haほど撒く予定です・・・死にそう^^;

で、近くでトラクター耕をしていた爺さんがやってきて、ちょっと話をしていました。
その中で、こんな話が出ていました。


 この先、農家は持たないだろうな。
 やる奴がいないよ。
 家は倅がまだやってくれるから良い。
 けれど、オレが手伝えなくなったら、借りているのは返すといっているよ。


正直、寂しいというのが本音です。
オレが始めた頃に頑張っていた爺さんも、何人かはその姿を見なくなりました。
オレくらいの年齢でやっている奴もほとんどいません。

これが農家の実情ともいえるのですが、でも今までの形が持たないと言うことは、これイノベーションの余地があることだと思うんです。
ドローンの技術や、農家へもITの波が少なからず届き始めています。

寂しいを寂しいで終わらせるのでは無く、寂しいからハッピーへと変えられるように頭を向けようと思った次第です。
というわけで、頑張りますよ~♪