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本日もお手伝いで八街まで行っていました。
そう落花生のボッチ積みです。

で、疲れて帰ってきたところNHKの「特報首都圏」で

日本一のコメに“異変”!?
産地・新潟からの報告


という番組がやっていました。

tokuhou


要約すると、

TPPが締結されることになりそうですが、今の日本のお米は大変なことになっています。
南魚沼産コシヒカリも飼料米になっている現状、昔のままの農家ではやっていけません。
それでも各地でブランド米を作ったり、料理に合わせた米を作るなど、今までとは変わった稲作で大規模農家は頑張っています!

という感じ。
個人的には、納得出来る部分もあるにはあるのですが、どちらかというと違和感があるというのが本音。
特に、飼料米について暗に批判するような部分では、その説明の仕方に首をひねりました。
しかし、そもそも農家であってもわかりにくい話を、一般の方に伝えるのはそもそも難しいですよね。

なお、ツイッターで視聴者の声が流れてましたが、何人かの方からは

 農家終わっている

的な発言がありました。
そりゃそうだな、と思う反面、悔しいなと思う瞬間でもあります。

でも、ちょっと考えて欲しいことがあります。

田んぼや畑が荒れた際に、その土地が持つ力を100%すぐに発揮出来ると思いますか?
生産者がいなくなった場合に、すぐに生産者が現れると思いますか?

荒れた田んぼはすぐには使い物になりません。
いなくなった生産者が戻ってくるにはそれなりに時間がかかります。
一旦落ちた生産力を戻すには、年単位での時間がかかります。
各国共に食料をどう確保するかに奔走しています。
だから、どの先進国でも農業が行われ続けています。

恥ずかしい話ボクは

荒れた田んぼも畑もすぐに元に戻るだろう
やる奴なんて、いくらでもいるだろう

と思っていました。
正直、多くの先輩達をみていると、どれほどの努力をして農作物を生産しているのかに気づかされます。

微力かもしれませんが、その一端をお伝えすることが出来ればと思うのですが、やっぱり難しいですね。
む~。