ファームさきくませ -くりやまさん家のコシヒカリ-

千葉県四街道市でコシヒカリを作っている水稲農家です。 現在はコシヒカリの他、飼料米や麦を扱う穀物部門。 さらに、栗やタケノコなどの山林作物の他、剪定・伐採・特殊伐採を行う山林部門を構えています。 日々のことを書いていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

野焼きをした話

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      田圃解放日 12/14(日) 13:00~ 

         直販サイトはこちらです

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今週半ばからまた天気が悪くなるとか。

もぉ!

と拗ねたくもなるところです。

そんなわけで、当初の予定を変更して、借りることになった休耕田に火をつけて 野焼き をしていました。

 まず、延焼しないように周囲の草刈りを先週実施。
  

 風向きを観て、風下になるところをまず着手。

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 ※黒い部分は燃やした後です 

 

 そして、ようやく本体に着手。

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 ※この時、田圃の中にいると死にます。


流石に、まだまだ時期が早いので燃え残るところも多かったのですが、雑草が折り重なるようになっている場所はなくなりました。

2月の終わりに行えば綺麗になるのですが、今回は排水工事が待っているので仕方なく。

これで、残った部分の草刈りを行って排水工事に入ることが出来ます。

ところで、

 野焼き

というと、近所の農家も近隣の方から警察に通報されて大変だった、という話を耳にします。

野焼き自体は 

 廃棄物の処理及び清掃に関する法律

 廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令

により禁止されています


その為、冬の風物詩であった たき火 が姿を消しました。

しかし、この中で 林業や農業で行われる 野焼き については例外的に認められています


ただ、だからといって気にしていないわけでは無いんです。

僕たちも必要だからやっているのであって、みんなに嫌われるべくやっているわけでは無いんです。

でも、コミュニティが機能しているわけでも無いので、なかなか対話が出来るわけではありません。

もちろん、対話したからって簡単に双方が納得できるかと言えば、ちょっと難しいかなとも思います。

野焼きは良く晴れた天気の良い乾いた日にやるのが一番

でも、それってイコール洗濯日和ってコトなんですよ。

どうしたら良いんでしょうね。


なお、野焼きが終わった後、爺さんがやってきて

 なかなか上手く燃やしたじゃねーか大したもんだ

と言ってくれました^^; 

明日からも頑張りまっす!!

散歩でインターミッション(高尾山~陣馬山縦走)

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めっきり寒くなり、布団から出るのが億劫になっている今日この頃。

しかし、昨日はまだ暗い中に布団を抜け出して、行ってきました高尾山

そう、あのミシュランの三つ星を獲得した 高尾山 です。

みんなの辞書wikipediaでは

 2007平成19年)から連続して、ミシュランガイドで、最高ランクの“三つ星”の観光地に選出されている

とされています。

10月から、散歩部のみんなと 高尾山~陣馬山縦走 にトライしようと言い続けていたのですが、

 台風と雨のため延々と延期になっていました
。 

それがようやくチャレンジできる朝が昨日だったのです。


 ※散歩部というのは、行きつけのBarのメンバーで始めた長距離散歩の会です。


というわけで、5時台の電車に飛び乗って行ってきました。

今回は、ボクと友人で計画調整をしたので、果たして予定通りに進むのか、メンバーの状態、それに道に迷わないのか色々なことに思いを巡らせました。

こういったコトを考えながら進むのが本当に楽しい。

どうしても日の入りの時間が早いため、それなりにタイトなスケジュール

そのため、お日様の動きと相談しながらの調整にドキドキとします。

しかし、参加したみんなが頑張ってくれ、パーティー一丸で楽しく過ごすことが出来ました。


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遠くに見える富士山が美しい!

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小仏峠でパシャリ!

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景信山でランチ。キノコうどん美味しい~♪

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そして、陣馬山に到着!!

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若干時間が押してしまいましたが、みんなの笑顔に大満足!


以下、今回の行程です。

高尾山口出発   8:50  (予定 8:30)
高尾山頂近辺着 10:10  (予定 9:50)
城山着     11:00  (予定10:50)
小仏峠着    11:15  (予定11:10)
景信山着(お昼)12:00  (予定12:10)
明王峠着    13:55  (予定13:30)
陣馬山着    14:35  (予定14:20)
陣馬高原下着  15:45  (予定15:20)


トータル 6:55 

お疲れ様でした^^v

クラウドファンディングってそもそも何なのですかという話

先日、クラウドファンディングを利用してみる話で書いたのですが、

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今回、READYFOR?というサイトを利用して、その活動に取り組もうと思っています。


が、稲作というオールドスタイルの職業に、横文字のクラウドファンディングという言葉がマッチしないともいえます。

その為、人によっては 

 大丈夫なの?

 信用できるの?

 そもそもそれってナニ?

という声を耳にすることが多いです。

これは、ボクの対話不足が原因なのかなとも思いますので、ちょっとばかり説明をさせていただきます。

みんなの辞書wikipediaでは

  1. クラウドファンディング(英語:crowd funding)とは、不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを指す、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語である。
と書かれています。

ボクの友人もクラウドファンディングを利用しようとしています。

ボクと友人に共通しているのは共に商品を有している、もしくは商品を作れるが、

 自分たちの作った商品を手渡す主体は、商品が出来た後についてくる

つまり、前もって商品を届ける相手が得られない。

その為に、消極的にならざるを得ない場面がありました。

が、商品を手渡す相手を出資者として得られるのであれば、生産サイドとしてはそれを予定に組み込めるのです。

それは、小規模の僕たちにとっては ちょっとしたチャンス なんです。


さて、ここでいくつかの記事を紹介します。いずれも1年ほど前のモノになりますが、それぞれ信用できる媒体ですので興味があればご覧下さい。


「いま注目!クラウドファンディング」NHKおはよう日本(2013/6/18)


「「現代のパトロン」クラウド・ファンディングの落とし穴」ニューズウィーク(2013/12/21)


チョットばかり雰囲気がつかめたのでは無いでしょうか?

で、私が今回利用しようと考えている運営主体は

 2011年に誕生した日本初のクラウドファンディング主体。

 現在までに 1600プロジェクト が成立し 8億円 を越える資金を集めています。


今、ボクはまだまだチャレンジャーです。

ここで、立ち止まることは座して死を待つようなモノです。

自分自身で出来ることを探し、それを利用して、そして成長して、何かを返していきたい。

ボクは農業というのは 

 天の恵み 

 地の恵み 

 そして人の恵みを

 受け取り

 そして

 それを世の中に還元するモノ

そう捉えています。

その仕組みの一つとして、ボクはクラウドファンディングを選びました。

 分からないこと一杯あります。

 不安も一杯です。

でも、それがすなわち生きることなのだと思って進んでいます。

不器用でなオトコですが、どうかよろしくお願いいたします。


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